算数が苦手 

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*算数が苦手になる原因は「位」の意味が分からない

*小銭をたくさん持たせて買い物をさせる

*数のイメージ力・認識力を高める

*図形に対する認識力を高める

*頭の中だけで考える習慣作り

*頭の良さは9歳までの訓練の仕方に因る

*算数が苦手になる原因は「位」の意味が分からない 

算数の苦手意識は、「位」の意味が理解できないことから始まっていることが(タブレットの使用から)データ的に分かってきている。 どこで躓いたか?どこで苦手意識が始まったか?は、データ解析からは「位」のところからだと分かってきている。

*小銭をたくさん持たせて買い物をさせる 

1円玉が10枚で10円玉と同じ。 1円玉が5枚で5円玉と同じ。 10円玉が5枚で50円玉と同じ。 10円玉が10枚で100円玉と一緒になること・・を子供にしっかり説明してから、実際にお金を持たせて買い物をさせるみる。 1000円札を持たせて買い物をさせると、お店のレジで計算されたおつりを貰ってくるだけなので、算数の勉強にはなりません。 小銭をたくさん持たせて買い物をさせることから始める。 お金がとても大切なものであることは子供も分かってますから、”実戦経験”を積むことから、「位と桁」を理解するようになります。 Pasmoなどを使ってカードで買い物や乗り物に乗ることがますます多くなり、「位」の意味を理解する機会が少なくなってきてます。

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日々こなしていけるようなルーティーンが出来れば理想です。

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*数のイメージ力・認識力を高める

それでは、どうすれば「算数の苦手」を回避できるか? それには先ず、数のイメージ量を付けること。 

算数のコツを学ぶこと! 苦手な子にはもってこいのテキストです。

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家庭内で、これから提案する話題はどうだろう? 

例えば、17と18を比べてみる。 17は素数だから、これ以上砕きようがなく、人で言えば、とても”頑固な人”のイメージがある。 ところが18は、2でも3でも割れるので、とても砕けた人、包容力があり、とっつきやすい人のイメージがある。 九九で出てくる1~81までの数は、どのような”性質”を持っているか?子供と一緒に話題にしてみるとよいでしょう。 

先ずは、算数の苦手意識をなくすことです!

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私個人としては、血液型と性格には相関関係はないと思ってますが・・

算数の苦手は、大人になってからも引きづりますね・・

これで、算数の苦手意識も解消できるかもしれません・・

とりあえず、試してみましょう!

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A型 14=2×7 15=3×5 クリアなイメージで誠実な印象がある。

B型 25=5×5 27=3×3×3 意志が強く、ちょっと頑固な印象がある。

AB型 51=3×17 えっ、そうなんだと思わせる、変り者が多そうな印象がある。

O型 12=2×2×3 30=2×3×5 とても柔軟で人柄が良さそうな印象がある。

*図形に対する認識力を高める

ブロックになっている玩具がありますから、それらを参考にして、三角形、四角形など、様々な形や大きさを確認し、線(辺)の数、角(頂点)の数を一緒に数えてみることもお勧めです。 平面図形、空間図形などへの認知能力がアップします。

算数が苦手だった人が書いた本です・・

とても理解しやすいです!

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*頭の中だけで考える習慣作り

親が口頭で「1000円持って買い物に行きました。 120円のリンゴを6個買いました。おつりはいくらになるでしょう?」 ドリルなどで、文章で聞かれれば出来ることを頭の中だけで回答できるようにすることです。 暗算することも必要ですが、手順を記憶することがもっと重要になります。 こういう訓練をしておかないと、高学年になってからの長い文章題を読み取れませんので。 ちょっと、ややこしいことを頭の中だけで処理する習慣作りをすることです。

様々な手段で算数の苦手意識は解消できます・・

お勧めのテキストです!

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*頭の良さは9歳までの訓練の仕方に因る

以上挙げたような訓練を普段からしていれば、偏差値にして10くらいは上がりそうです。 ですから、頭の良さというものは、小学低学年までの”このような訓練”を習慣化することによってどうにでもなる‥と言うことです。

算数頭を構築するには、小学低学年からのトレーニングを! 

そして、ルーティーンを確立することですね。

親子で挑戦してみてください。

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<参考>”9歳の壁”とは?

 

*小学4年ころの少数・分数の苦手意識から始まる

*大きな数を小さな数で割ることは理解できる

*1より小さな数の概念が受け入れられない

*小学4年生になった頃、分数、少数が苦手な生徒が出てきます。 

この頃から、「算数が苦手」が始まります。 そもそも、「位」の意味があやふやことから算数の苦手意識が始まっていることが分かってます。 

小学低学年の頃は大きい数を小さい数で割れば答えは出てきたわけです。

割合の分野(分数、少数、%)を克服しましょう!

能力別になってますから、無理なく進めることができます! 

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例えば、「12個のリンゴがあります。4人で分ければ1人何個もらえますか?」 もちろん、12÷4 という計算をしますが、これからが問題なのです。 それでは、12個のリンゴを6人で分ければ?となれば、12÷6となります。 それでは、12個のリンゴを24人で分ければ?と問われると、12÷24には抵抗があります。 ですから、つい、24÷12という計算をしたがるのです。 

このような間違いが起こる理由はいくつかあって、割り算は常に大きい数を小さな数で割らないといけないという”思い込み”からくるものと、算数の基本は常に基本的計算から入りますから、考えるという「思考」が抜けがちになるわけです。 大きい数を小さな数で割れば答えが出るという”安易さ”をなくさなければなりません。 このような”安易さ”に陥るケースには2通りあって、(文章を読み込む力)読解力がないことと、12÷24という計算は難易度が高く、楽をしようとすれば、24÷12ならできるし・・ということになる。  

1より小さな数があるという概念が受け入れられないことから始まっていると思われます。 

12÷24=1/2=0.5 となりますが、1/2なら半分もらえるのか‥ということになりますが、0.5 ってなんだろう?ということになって来る。

*文章題の内容が読み取れるかどうか

*ルールに従っていれば最強・・と信じる

*ルーティーンを身に付ける

整数も少数も分数も同じ数と思うこと

  

文章題の内容が読み取れるかどうか。  

このような文章が読み取れない子は当然ですが、国語も苦手になります。 解決策としては、読解力を身に付けること(幼少時に母親・父親が絵本の読み聞かせすることが重要で、それをしないと、文章の字面だけは読めても内容が読み取れません)。 解決策というよりは、幼少時からの子育てに始まるということですね。 

ルールに従っていれば最強・・と信じる

算数にはルールというものがあり、そのルールは絶対的であり、変えることはできないと”説得する”ことです。 図示したり、線分図にすることもありますが、それがかえって混乱のもとになっていることもあります。 できる限り、規則に沿ってやれ!というようにルールを守らせることを優先するとよいでしょう。

算数というのは、簡単なルーティーンを身に付けることによって解消できます!

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ルーティーンで身に付ける

上で書いた説得例を書き並べていきます。

12÷4

12÷6

12÷24

ここで説明・説得することは、個数を人数で常に割っていることです。 

我々でも躊躇いのある計算は出てきます。「12Lある水を4L入るコップに移すにはコップは何個必要ですか?」 もちろん、12÷4となり、3個ということになります。 それでは「12Lある水を0.4L入るコップに移すにはコップは何個必要ですか?」と問われると、途端にどうしよう?ということになります。 12÷0.4 =30 (個)という結果になり、実感はわきませんが、ルールに沿てやれば答えは出てくることを学ぶわけです。 12÷4という計算は現実性がありますが、12÷0.4 は抽象的になってきます、現実味がありませんから。 現実的なことは納得できても、抽象的なことはあやふやになり、納得し辛くなります。 

ここで言えることは、現実と抽象の区別がなく、同じ数なのだから、やり方は同じだ!と割り切れる(単細胞な)子は算数が得意な子になりますが、現実と抽象の”逆目”を超えられない(普通に真面目な)子は不得意となり、苦手意識が始まるわけです。 ですから、算数ができるかどうかは知能の差ではなく、物事をシンプルに簡略化できるかどうかという差でもあります。 ちなみに、計算が早いか遅いか?は訓練すればある程度改善できますが、それよりも大切なことは、「正確さであること」を徹底させることです。 纏めれば、算数をするときは、ルールに沿っていれば”無敵”だということ。 4も0.4も数であることには変わりはなく、区別はないこと。 

整数も少数も分数も同じ数と思うこと。 

ですから、国語を勉強するときと算数を勉強するときは頭の使っている場所が違うことも(子供に)しっかり説明すること。 

また、オリンピックでのメイン競技でもある100m走がありますが、100mを10秒で走ると、その速さは秒速何mになりますか?と言われば、100m÷10秒=10m/秒 ということになり、誰にでも簡単に理解できますが、ウサイン・ボルト選手が実際には100mを9秒65で走ってます。 では、彼は秒速何mで走ったことになりますか?言われれば、誰でもそこで躊躇うわけですね。 でも、10秒も9秒65も同じ数字なのだから、やり方は同じと思えば、100m÷9秒65という計算をすればよいことが分かります。…この場合も、秒速とは1秒間にどれだけの距離を走ったか?という意味であることを、子供たちにはしっかり説明することが大切です。 このような割合の計算では、単位に関する約束事が大切で、また、それらを理解しないことには文章題の意味が分かりません。 車の燃費では、1Lでどれだけの距離を走れるか? 350kmの距離を走るのにガソリンを20L使ったら、350km÷20L=17.5km/Lということになり、そこそこ燃費の良い車であることが分かります。

このように算数となると抵抗感が出てくるのは、100m競争であればゴールを一番先に通り抜けた選手が勝ちであり、どれだけの速さで走ったか?はどうでも良いことなのです。 人口密度に関しても、人が多くごみごみしていれば人口密度が高いわけなのですが、私が展示会でオランダに行った際に、ゆったりした田園地帯が目の前に広がっていたわけで、ごみごみ感は全くありません。 ここは、日本より人口密度が高い国のはずなのに・・と思ったのですが、よく考えてみれば、日本は山岳地帯が7割を占め、オランダではほぼ平地となってますから、人が住める面積の割合は日本よりずっと大きいことになりますから、実質的な人口密度は日本よりずっと低いことになります。

<参考>”9歳の壁”とは?

*日常での感じ方と数学的な比較判断のギャップ

*計算が嫌いだから算数が苦手が多い

*文字が薄く、見えづらい字を書く子は算数が苦手

日常での感じ方と数学的な比較判断のギャップ 

現実的には、人は五感による感じ方でほとんどのことを判断してますが、科学的(数学的)には、それぞれの単位や基準に基づいて比較することで判断してます。 日常での感じ方と科学的な比較判断とにギャップが生まれることが「算数の苦手意識」に繋がっているのでしょうね

例えば、算数では、ゆっくり歩けば時速4kmくらいで、早く歩けば時速6kmくらいの速さになります。 子供たちにとっては、時速という言い方が出てきた時点で、「嫌だなぁ・・」という気持ちになります。 それと、4kmってどれくらいの距離なのか?もピンときません。 そこへもってきて、時速4kmの速さとは、1時間に4km進める速さです・・となると、「なんだ、そりゃぁ・・」ということになるわけです。

マラソンコースは42.195(km)ありますが、男子ならおよそ2時間くらいで走破します。 ですから、テレビで見るマラソン選手の速さは、およそ 42.195(km)÷2時間≒時速20km となります。 また、東京から大阪まではおよそ500kmありますが、時速100kmの車で行けば何時間かかるでしょう? 子供に説明するときは「時速100kmとは、1時間に100km進める速さだよ・・」と伝えること。 そうすれば、500km進むのには、500km÷100km=5時間ということが分かります。 このような様々な例を取りながら、日常的に速度の問題に慣れさせることが重要なのです。

計算が嫌いだから算数が苦手が多い 

数自体を見るのが嫌だ!という子がいますが、数アレルギーであり、慣れるしか解決策はありません。 

文字が薄く、見えづらい字を書く子は算数が苦手・・

ここは、厳しく他人が読める字を書くように指導しなければなりません(他人に伝わらない・他人が読めないような字では困るからです)・・文字は勿論、言葉も他人へ伝わらいことには意味がありませんし、コミュニケーションの基本は相手に正確に伝えることにあること。 子育ての段階で親が子へ厳しく伝えることが重要です。 これは、算数の苦手意識に係ることでもありますが、人としての基本的姿勢に繋がってきます。 <参考>”9歳の壁”とは?

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<次へ> 割合の問題でつまずく子

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