都立校への進学と準備

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*無理な中学受験を避け、上位都立校を目指す

*区立・市立・公立校は地域によるレベル差が顕著

*進学指導重点校として指定された上位都立高

*都立戸山高校の進学実績

新宿高校の進学実績

*狛江高校進学実績

*都立高からの進学例

無理な中学受験を避け、上位都立校を目指す生徒が増えてきている傾向がある。 また、第一志望の中高一貫校・内部進学校に受かれば進学するが、それができなかった場合は区立(市立)校からの上位都立高や県立高への進学を当然として考えるようになっている。 その理由は、都立校・県立高の復権であり、昭和の時代の公立校の風格を取り戻しつつあることです。 私立の名門でもある開成中と偏差値的には並ぶ都立校(日比谷、西、国立など)も出てきてます。

区立・市立・公立校は地域によるレベル差が顕著で、男子ならよいが女子を通わせるには抵抗がある場合があること。 地理的に恵まれているエリアでは、交通機関としてバスがたくさん出ていることもあり、通って来る生徒がレベルの高い中学から通って来ることも多く、女子でも安心して通わせることができます。

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進学指導重点校として指定された上位都立高> 国立、西、日比谷、戸山、青山、立川などでは、平均倍率は1.3倍前後で厳しい入試状況が続いてます。

 世田谷区から通える範囲での上位都立校・・・

<偏差値70以上> 国立、西、日比谷、戸山、青山、立川

 進学指導重点校として指定され、英数国の3教科は自校作成問題。

<偏差値65以上> 八王子東、小山台、駒場、新宿、国際高校

<偏差値60以上> 調布北、豊多摩、狛江

<偏差値55以上> 神代、広尾

<偏差値50前後> 桜町、世田谷総合、松原、千歳が丘、深沢 

都立戸山高校の進学実績> 国公立大現役合格者は156名、浪人生39名。 その内、医学部合格者は国公立・私立合わせて20~25名前後です。 新宿高校より、合格実績では1ランク上で、海外への進学者も数名ですが出てきてます。

新宿高校の進学実績> 新宿高校(立川高校)は偏差値65以上70位までの生徒が合格してますが、その進学状況をお伝えします。 国公立・早慶・上智・理科大レベルまでの大学へ50%くらいが現役合格してます。 GMARCHレベルには25%、その他10%、浪人するのは15%。 偏差値70以上の高校からでないと国公立への医学部進学難しく、それでも、一部の私立校への医学部進学はあると思われます。 <参考>私立高では、巣鴨、帝京大学(共学)などがこのレベルになります。

狛江高校進学実績> 国公立大30名弱(その中でも都立大が8名と多い)。 早慶上智理科大が16名、GMARCHレベルには上位40%以内にいれば合格できそうです。 ちなみに、都立高にありがちなことですが、浪人生が30%くらいいます。

<参考> 中学入試と高校入試を比較した場合、同レベルの学校が中学入試では偏差値50であれば、高校入試では偏差値60位となり、およそ10違うことになります。 っで、GMARCHレベルに入れる基準を考慮すれば、中学入試で偏差値50では(具体例をあげれば)独協、山脇学園、品川女子中等部辺りになるでしょうか。

都立校からの進学例

偏差値55の都立高からの大学進学> 都立高へ通っていたが、部活(剣道3段取得)に熱心であり、AO入試で日大理工学部へ合格。 学校での成績(定期テスト対策)は普通であったが、部活での活躍が認められ、一般受験であれば1.2倍程度の低い倍率の学部ではあったが、”人間力”があり、理工学部卒業とあれば、社会人として十分に活躍できる人材となれそうである。

現実的な話にはなりなすが・・偏差値50以下の大学は定員割れするケースが多く、ほぼ無試験での入学が可能。 それでも、理系であれば、大学在学中に様々な実践的な資格が取れ、就職には不自由はないと思われる。 しかし、誰でも入れるような文系であれば、その間に国家資格が取れるようであれば別だが、大学進学する意味はなさそうである・・正社員としての就職はなさそうであるから。 それならば、専門学校へ・・ということになるのはごく自然な成り行きとなる・・即、就職できそうな資格が取れるから。 

偏差値60の都立校からの進学> 現在は高2であるが、将来はデザイナーになりたいという希望があり、それならば、芸術系から進学することよりも理工学部(建築家)に入学し、1級建築士の資格を取ってからデザイナーとなることを勧めている。 理系科目が強く学力もあることから、都立大などへの合格は十分見込めると判断している。

デザイナーと名乗るものは”自己申告”であり、いくらでもいるが、国家資格としての1級建築士を取ってデザイナーとなるものは少ないし、将来の可能性は有望である。

都立校進学への準備 ・・・・

*中3からでは間に合わない

*数学では、中2から関数が始まり、図形の証明問題

*英語では、不定詞、比較など難しさが増す


*部活の選び方

*都立・県立・公立校と私立校の受験形態の違い

*中3からでは間に合わない 上位都立校に進学するためには中3から始めてもすでに手遅れ。 少なくとも、中2時点で始めておかなければ間に合いません。 できれば、中1から、しっかり対策する必要があります。 

*数学では、中2から関数が始まり、図形の証明問題が出てきます。 この時点から、学力差が顕著になります。 問題集にはAレベル、Bレベル、Cレベルとありますが、学校の教科書ではAレベルまでしか出てきませんから、塾に通ってBレベル、Cレベルまでしっかりこなしていく必要があります。 都立校受験を真剣に考えるなら、中1から3年間しっかり準備することが必須になります。

*英語では、不定詞、比較など難しさが増す。 中1までは、人称などの使い方、疑問代名詞などに留まり、実力差は見えてきませんが、中2から難易度がずっと上がります。 塾テキストなどを使い、長文対策、英検などを通してリスニング対策もしっかりしておかないと高校受験へは間に合いません。 

*部活の選び方 これが一番の肝となるかもしれません。 サークルレベルであれば楽しんで参加できますが、中学の部活は厳しいところが多く、勉強との両立は困難です。 ですから、高校受験を考えるなら、入りたい部活ではなく、肉体的に負担にならない程度の部活を選ぶとよいでしょう。 レベルの高い・練習が厳しい部活では、”引退”は3年生の8月にずれ込むことも少なくありませんし、吹奏楽部などでは、地区大会が10月になることもあります。 その間、練習は厳しさを増していきますから、受験対策などはほとんど無理な状況になります。

*都立・県立・公立高と私立校の受験形態の違い 都立・県立・公立校では、内申書を重視してます。 例えば、1000点満点とするなら、内申点を300点、当日点を700点に換算して合否を決めることになります。 持ち点(内申点)200点の生徒と250点の生徒がいれば、最初から50点のハンデを背負って受験することになります。 私立高であれば、当日点しか参考にしませんから、実力勝負ということになります。

また、都立・県立・公立校入試では、英数国理社の5教科になりますが、私立校では英数国3教科で受験します。 これは良く言われる話ですが、都立・県立・公立校入試の理社は中学受験の理社よりも易しいです。 ですから、中学受験をした生徒にとっては、高校入試の理社の勉強は特に準備する必要がありません。 したがって、高校入試は公立にせよ私立にせよ、英数国で勝負となります。

内申点対策・・ 

*内申点対策の重要性

*定期テスト対策は最優先事項

*先生に嫌われないこと

*真面目に取り組んでいる姿勢を見せること

*要領よくやれ!

*先生の立場から考えれば分かること

*社会人になってからも役に立つかも・・

*内申点対策の重要性 1科目の5段階評価が1違うと、内申点に換算するとおよそ5点違ってきます。 したがって、オール4の生徒とオール5の生徒では持ち点(内申点)が(1000点満点換算にして)およそ50点違うことになります。 その上、副教科の内申点に重きが置かれますから、内申点対策は真剣に向き合わなければなりません。 3年の1学期と2学期の合計で内申点をつける学校(科目)もあれば、3年の2学期のだけで内申点をつける学校もあります。 

定期テスト対策は最優先事項となります。 中間テスト、期末テスト、休み明けテストなどの定期テスト対策は最優先事項となります。 大体の目安として、中間テストと期末テストが100点換算なら、休み明けテストは30~50点に換算されます。 その合計で内申点が決まります。

*先生に嫌われないこと 

例えば、理科の実験の授業では、4人一組になることが多く、リーダー的に進める生徒が1人、それを補助する役割をする生徒が1人、ほとんど見てるだけの生徒は2人います。 この場合、ほとんど見てるだけの生徒に(5段階評定で)4と5は付きません。 テスト結果が良くても、3の評価になります。 副教科であれば、もっと顕著で、頑張ってる生徒には良い評価がつき、気を抜いているように見える生徒にはテストの点にかかわらず、内申点は低くなります。 

*真面目に取り組んでいる姿勢を見せること 積極性がなく真面目に取り組んでないと(先生に)思われれば、少なくとも(5段階評定で)1ランク下の成績になります。 また、授業態度が悪いとなれば論外です。

*要領よくやれ! ここで問題なのは・・自分では真面目にやっているつもりが、先生からは気を抜いているように見えたりすることです。 ですから、中学に入ったら、”頑張ってるぞぅ!”という姿を見せることが重要で、このような”表現力”は欠かせません。 表現力とは何なのか?は子供自身は分かりませんから、我が子がどう見えているか?は親御さんから十分なアドバイスが必要です。 要は、「要領よくやれ!」という話です。

*先生の立場から考えれば分かること 部活などで自分が先輩となったとき、後輩をどう指導するか?考えてみることです。 スポーツ系や化学部に所属したとします。 スポーツも化学的な実験などでも、いい加減に気を抜いたプレイや対処は厳禁です・・なぜなら、とても危険なことだからです。 ですから、先生の立場になれば、出来る限りリスクのないことを優先します。 そして、指導力を強化しようとすれば、「授業態度が悪ければ、内申点を落とすぞ!」という含みは当然出てきます。 ・・以上は、親御さんが子供へのアドバイスとして、話してあげてください。

*社会人になってから役に立つかも・・ 我を通しながらも、上手く折り合いをつけていくことは、社会人になってからも役に立つかもしれません。 担当の先生の機嫌を取るのではなく、”上手く折り合いをつける”ことは、社会人になってからも上司などとの関係において、既に、中学生の時点で学んでおくことは”得”かもしれませんね。

定期テスト対策 

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学習塾の選び方

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。

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