*夢中になれるような勉強方法を考えよう!
*長針と短針のある時計を壁にかけよう!
*整数も少数も分数も同じ数であることを理解しよう!
*夢中になれるような勉強方法を考えよう! 何事も同じですが、子供が夢中になってやれるような工夫をしましょう。 これがお勧めだ!というような勉強方法はありません。 ドリルであれ、なんであれ、その子に合った勉強方法をいろいろと試しながら、親が工夫していくことです。 それには、達成感が大切で、「よく頑張ったね!」と褒めることが大切であり、「もう少し速く・・」などとせかしたり、「ダメな子ね」などと貶したりすることは厳禁ですから。 お父さんが言いそうですが「俺はもっと早くやったぞぅ!」などと励ますつもりが愚痴っぽく貶してしまうことも良くないですね、我が子が自己肯定感が持てるように接することが基本中の基本です。
*長針と短針のある時計を壁にかけよう! デジタルじゃダメなんです。 長針と短針のある時計を見ながら時間の概念・感覚を身に付けること。 朝起きて学校に行くまでに「急ぎなさい!」とか親は子に伝えていると思います。 親子で一緒に時計を見ながら、「あと15分しかないでしょ、だから急ぎましょう!」と声をかけるようにすると、慣れてくれば、子供自ら時計を見ながら判断して学校へ遅れないようになります。 大人になれば、いつの間にか時間の感覚は身に付きますが、(大人になると覚えてないでしょうが)、子供にとっては時計を見ながら、時間の感覚を把握し行動することは難しいことだったんです。 5年生になるころから、速度の問題が出てきますね、30分を1/2時間、20分を1/3時間と考えることも易しくなります。 デジタルじゃなく、長針と短針のある時計を見ながら、行動を取り仕切っていくことはとても大切で役に立つことなのです。
*整数も少数も分数も同じ数であることを理解しよう! 整数も少数も分数も特別な数ではなく、計算上では同様の数として躊躇わず使えるようにすることが算数が得意か不得意かの肝になることを(親は)心得ておきましょう。 1Lが150円のガソリンがあるとします。 今日は20Lくらい入れるとすると何円くらいになるでしょう?という謎かけでもよいのです。 150×20=3000円となるところまでは理解できますが、10.5L入れると何円になりますか?と子供に尋ねると、困った顔をするかもしれません。 150×10.5とすれば何円かはでてきます。 まさか、ガソリンスタンドで0.5Lガソリンを入れる人はいないと思いますが、0.5L入れるとすると何円になるかは150×0.5とすれば75円となります。 分数に関しても同様で、1個150円のリンゴがあります。 3個ではいくらになりますか? 150円×3=450円 10個買うなら10倍すればよいことで、まさか、リンゴを1/2こ買う人はいないと思いますが、150×1/2=75円となります。 ・・このように、整数であれば分かったことが、少数、分数となると途端に思考停止する子供がいます。 (システム化脳)を子供のころから訓練しておくために、算数に関してはルールに従っておけば最強であることを子供に知ってもらい理解させることです。 整数でできることは、少数、分数になってもやり方は変わらないことを習慣づけることが大切です。