中学受験に不向きな子の特徴・・

*もの創りが好きでアート気質 

 マイペースで、競うことに興味がない

*アニメ・マンガに興味がない 

 世界観が狭く、文章の背景が理解できない

*成長が遅く、幼児性が抜けない

*スポーツクラブに所属し、勉強との両立が難しい

*集中力がなく、計算が遅い

*学ぶことの楽しさを知らない

*ゲームに夢中で、飽きっぽい

*塾への送り迎えが難しい

ゲームにハマっている子で勉強が出来る子をほとんど見たことがない。 その理由は、ゲームは”消費文化”であり、単に暇つぶしに過ぎないことが多く、人間性を豊かにする漫画やアニメとは顕かに違う。 ゲームはデジタル操作に長けた子を育てるが、教養の豊かさには繋がらない

モノ創りが好きで、クリエイティブな世界に興味のある子は受験勉強に興味を示さない傾向にあるので、中学受験への無理な参加は辞めた方が良い。 公立小学校では、親だけでなく子供の間でも、受験する子としない子の差別化が進み、受験せずに高いモチベーションを維持することが難しいのが現実。 様々な稽古ごとがあるが、子供が夢中になってやることを最優先することが原則であり、必ずしも、算国理社を学ばせるために塾に通わせる必要はない。

入塾テストはただで受けられることもあって、中学受験の向き不向きを知ることができるので、積極的に活用すればよい。 上位で合格できれば適性があると判断してよく、不合格もしくは下位(下の方のクラス)での合格であれば、進学塾は避けた方が良い。 通える範囲の公立中学のレベルが低く、通わせることに心配があるのなら、補習塾か個別指導塾に通わせながら中学受験すればよい。

*塾に行かせるときは夕方であり心配する必要はないが、帰りは9時近くなることもあり、女の子の場合は、親の送迎は必須となる。

スポーツと塾通いの両立は難しい。 現実的にはとても”悩ましい”問題と言える・・勉強よりもスポーツで体を動かすことの方が好きな子は多くいる。 フィジカルがあるレベル以上の子となれば、スポーツクラブへ所属し、周囲の勧めなどもあり、本格的なトレーニングを受けるようになるケースも多い。 “時のスター”となった有名なサッカー選手の子弟を(算数の)指導をしたことがあるが、サッカーでプロとしてやっていける選手になれるのはほんの一握りであり、成れても、引退後に”自己破産”するケースが多いことは良く知られている・・その事実があることを親は心配してるのである。 ちなみに、プロ野球選手で、引退後に自己破産するケースは80%と言われている。 それはなぜなのか? 子供のころからスポーツしかやらず、学業を怠れば、一般常識にかけ社会人として通用しないからであり、若い時に破額の報酬を得られれば、贅沢が身に付き、現役引退後にはお金を使いつくす・・ということになる。

投稿者:

xs136481

個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。 そして今、老年期を迎え、「楽しく生きること」への模索を綴ってます。

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