幼稚舎から大学までの内部進学

*幼稚舎から大学までの内部進学の実態

*10歳までは家庭環境で決まる

*10歳以降では、地頭の良さで成績は左右される

*落第はなくとも転校を強いられる

*理数科目で赤点を取る生徒が多い

*科目に、得手不得手が顕著な生徒は内部進学には向かない内部進学よりは、大学からの一般受験の方が楽なケースもある

例えば、慶應幼稚舎から慶応大学までの内部進学について”その実態”を記していきます。 幼稚舎からにせよ初(小)等部からにせよ、選抜試験があり、合格するにはそれなりの”学力・適性”が必要となります。 10歳(小学3年生)くらいまではその優秀さは環境(塾に通ったり、親の教育)によるところが大きく、それ以後は”地頭の良さ”の占める割合が高くなってきます。 要は、初(小)等部高学年辺りから落ちこぼれる生徒が出始めることです。 この頃から、内部進学するための補習塾通い(もしくは、家庭教師頼み)が始まることになります。 それでも、よほど成績が悪くない限り中学進学ができないことはありません(転校を勧められることはありますが)。

ところが、中等部になるころから、外部入学生も加わり、カリキュラムのレベルが上がってきます。 湘南では、赤点をとると落第になります(現実的に、クラスに1~2人はおり、高等部では1科目でも赤点をとると進級できなくなります。 追試というような思いやりのある制度はなく、落第したくなければ転校するか退学することを余儀なくされます)。 ・・余談になりますが、落第寸前の生徒を多く指導してきましたから、生徒にとってのストレスは当然ですが、指導する側の半端ないストレスもあります。 ちなみに、落第の原因となる科目は数学が多く、高等部では物理・化学なども加わってきます。 レベルの高い他の内部進学校でも、英検準2級・英検2級が必須となることもあります。 赤点はなくとも、英検2級が取れなくて大学進学できないケースもあります。

慶應義塾に進学したいのならば、大学受験でパスすることがもっともストレスないのではないか・・と思います。 誰にでも苦手教科はありますし、数学・理科が苦手な生徒にとっては、内部進学はほとんど”地獄”なような状況になります。 ちなみに、大学から進学するのであれば、文系なら国語・英語・社会1科目で受験可能ですから、中高一貫校へ進み、大学受験に備えるという考え方が良いと思ってます。 科目に得手不得手が顕著にある生徒は内部進学は避けた方が良いと思います。

幼稚舎から大学までの内部進学においても大学のレベルよって、内部進学状況はそれそれ違ってきます。 偏差値55から60前後の場合はどうか? 具体例をあげて書き記し行きます。

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。 そして今、老年期を迎え、「楽しく生きること」への模索を綴ってます。

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