[ 悩み 子育て ] (母親の)子供に対して、イライラが止まらない

「育児の中で『イライラする』という感情は、どんなお母さんでも経験するものです。私も50年にわたり教育の現場に携わってきましたが、子どもを持つ親御さんの誰しもがこの感情に悩む姿を見てきました。しかし、それは決して失敗や未熟さの証ではなく、むしろ親としての成長の糧になるものです。この『イライラ』の感情と向き合いながら、親として、人として、どう成長していけるのかを共に考えてみましょう。

  1. イライラの正体を見極めることから始める

よくあるのは、子どもが言うことを聞かない、何度も同じことを繰り返す、その瞬間にイライラが爆発するというパターンです。しかし、実はその背後には自分自身の疲れやプレッシャーが隠れていることが多いもの。例えば、仕事で忙しい日が続いているとき、家事や育児に追われて自分の時間が全くないとき、イライラの原因は子どもの行動よりも自分の心の状態にあることが多いのです。私自身、長年生徒を見てきて感じたのは、親御さんが自分をケアしないと、子どもも不安定になるということ。まずは自分の心と向き合い、イライラの根本原因を見つけ、対処することが重要です。

  1. イライラを溜め込まず、感情を意識(コントロール)する習慣を・・

多くの親御さんは、我慢に我慢を重ねてしまうものです。これは、子どものためと思っての行動ですが、実は逆効果です。例えば、あるお母さんが『怒らないように』と努力した結果、ある日突然、怒りが爆発してしまったケースを見たことがあります。その時、子どもはただびっくりしてしまい、状況を理解できなくなってしまうのです。ですから、イライラを感じたときは『今、私は怒っている』と自分に言い聞かせるだけでも、少し冷静になることができます。私の経験では、深呼吸を3回繰り返すだけでもかなり効果的です。感情を無視するのではなく、まずは受け入れることから始めてみてください。

  1. 自分を大切にする時間を見つける

教育現場でよく耳にするのが、『お母さんも一緒に頑張りすぎてしまう』という声です。あるお母さんは、自分の趣味である絵を描く時間を持つことで、育児に対する気持ちがぐっと楽になったと言っていました。たった30分でもいい、自分のための時間を持つことは、心の栄養になります。そして、その余裕が子どもにも伝わるのです。心の余裕が生まれることで、子どもの些細な失敗にも寛容になれるものです。

  1. 子どもの未熟さを成長の証と捉える

私たち大人は、つい『なぜできないの?』と完璧を求めがちです。しかし、子どもは未熟であるからこそ学び、成長していきます。ある日、私が見た光景で、靴をうまく履けない子どもに対して、お母さんが『もう、何でできないの!』と怒っていたことがありました。しかし、その瞬間こそ、子どもにとっては挑戦と学びの時です。少し手を貸してあげるだけでなく、『もう少しでできるね、一緒にやってみよう』と声をかけるだけで、子どもは安心して成長を続けられるのです。

  1. サポートを求める勇気を持つ

最後に、何よりも大切なのは、親御さん自身が『一人で頑張りすぎない』ことです。50年のキャリアの中で、多くの親御さんが悩みを抱え込んでしまう姿を見てきました。あるお母さんは、近所のママ友に相談することで気持ちが軽くなり、子どもにも笑顔で接することができるようになったと話していました。育児は一人で完璧にこなすものではありません。家族、友人、そして地域のサポートを上手に活用することで、子どもにも、そして自分自身にも優しくなれるのです。 また、”悩み相談”は一歩間違えれば、プライベートに不利になる情報を”公開”することにもなりますから、相談相手の選別も不可欠ですね。

結論

『イライラする』ことは、決して悪いことではありません。それは親であることの証であり、子どもと向き合う中で成長する機会でもあります。私たち大人もまた、感情を通して学び、成長し続ける存在です。親としての経験を通して、子どもと一緒に豊かな心を育んでいくことこそ、何よりも大切なことではないでしょうか。」

小学生の子供を持つ親御様へ

*ゲームにハマって、勉強には興味を示さない子供が増えてます。

ゲームに夢中で勉強しません

ゲーマーに憧れている、このままで良いのか?

我が子がゲームに夢中で、現実を疎かにしがち

ゲームは時間の浪費でしょうか?役に立つとは思えません

父親と息子のゲーム対決、これがコミュと言えるか?

様々な戦略は立てられるが、思考力と論理力は培われるか?

漫画やアニメと比べれば、ゲームは単なる消費文化か?

SNSでのトラブル、小6女子

:

スポーツクラブに所属、習い事で、勉強する時間も体力もない子供もいます。

父親の影響もあって、サッカーにしか興味がありません

サッカークラブに属し、勉強時間がない

生徒会などには積極的だが、肝心の勉強が疎かになる

モノ作りが好きで、受験には興味がない

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算数が苦手な子供には・・ 

計算が雑で、字が薄く、なかなか答えが合いません

計算は得意ですが、文章題が苦手です

算数は得意ですが、国語の読解力がありません。良い対策は?

少数・分数が出てきたてから、理解できず、落ち込んでます

算数の割合の問題でつまずいてます。対策は?

:

国語が不得意な子供には・・

評論文、説明文は読めても、随筆文、小説文が苦手

漫画が、子供の成長を大きく促すというのは事実か?

理解することは出来ても記憶することが苦手

:

家庭環境に問題がある場合

母子家庭です。父親がいなことのハンデを克服するために・・

父子家庭です。娘にへの対応の難しさを実感してます

母親が子離れできない場合の対処

祖父母が甘やかすので困っている

(母親)子供に対して、イライラが止まらない

塾へ通わせたいが、経済的余裕がない

塾に通わせたいが、送り迎えが出来ない

頑張り屋さんですが、友達が出来ません

地方に住んでいることもあり、近場に良い塾がありません

自然豊かな田舎生活を送っているが、子供の将来に不安もある

もう一人子供が欲しいが、教育費や養育費に不安がある

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。 そして今、老年期を迎え、「楽しく生きること」への模索を綴ってます。

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