「親に言われることにどこまで従えばよいのか?それが分からなくて、息苦しい気持ちを抱えながらも親には相談できない」という悩みを抱えているあなたへ。まず、あなたが今感じている不安や葛藤は、とても自然なことです。誰にでも親や周りの大人との意見の違いや、自分の思いをうまく伝えられないと感じる時があります。それは特に成長の過程でよく起こることで、自分自身の考えや価値観を見つけようとしている証です。
このようなとき、一番大切にしてほしいのは「自分の感情を尊重すること」です。自分が感じている息苦しさや不安は、あなた自身の大切なサインです。「何が自分にとって本当に大事なのか」「何が不安なのか」を少しずつでも理解することが、心の整理や解決の第一歩です。
また、親に相談できないと感じてしまうのも無理はありません。親はあなたのことを心から心配して、正しいと思うことを伝えようとしているはずですが、その思いが逆にプレッシャーとなり、息苦しさを感じることもあるでしょう。そんなときに、無理に親に話そうとしなくても大丈夫です。
大事なのは、あなたが自分のペースで、自分の気持ちを整理し、信頼できる人に話す勇気を持つことです。たとえば、学校の先生やカウンセラー、信頼できる友人や兄弟、場合によっては心理療法士のような専門家に相談することもひとつの方法です。話すことによって、自分の気持ちが少しずつ整理され、解決の糸口が見えてくることがよくあります。
最後に、自分の意見や気持ちを伝えるのが難しいと感じるのは、成長の大切なプロセスです。その過程であなたが自分を大切にしながら、一歩一歩進んでいけるように、私たちはいつでもそばにいます。急がなくて大丈夫です。自分自身を信じて、少しずつ自分の道を見つけていきましょう。
追記・・・
経済的自立をして、家を出て独立しない限り、(原則として)親に食べさせてもらっているわけですから、親の言うことに従わざるおえません。君としては、話し合いの機会を探し、歩み寄っていく努力が必要とも言えます。