中学受験の実態

*中学受験をするかしないか?判断は難しい

*中学受験 向き不向きの判断基準

*精神年齢が高いかどうか?

中学受験をするか?しないか?の判断は難しい。  

世間の風潮や親の見栄で(子供にとっては)無理な受験を強いられるケースを少なからず見かけます。 また、中学受験向きな子と向かない子に関しても、その判断基準を詳しく記していきます。 

*中学受験 向き不向きの判断基準 

そもそも、前提条件として、算、国、理、社の4教科の学習能力がどれくらいあるか? を知ることから始める。 10歳くらいまでは教育環境次第で出来る子とそうではない子に分かれるが、10歳(小学4~5)過ぎくらいからは、算数でいえば割合の問題が出てきて、国語の文章題も難しくなり、算、国、理、社の4教科の学習能力がどれくらい高いかという意味で”学習能力における地頭の良さ”による顕かな差が生まれてくる。 

精神年齢が高いかどうか? 

体力的な問題として4,5,6月生まれで身体的成長が早いかどうかも関係してくる。 ちなみに、この“学習能力における地頭の良さ”というのは、主要4科の学習能力が高いというだけで、人が生きていくための”人間力”の一部に過ぎないことも付け加えておきます。 

三者面談

 

*入塾テストと体験学習を受ける

*知識量ではなく、能力の高さを問われる入塾テスト

*公立小の授業内で退屈して子には進学塾がお勧め

*中学受験の効用と弊害

入塾テストや体験学習を受けてみる・・

ことがお勧めです。進学塾ではクラス編成は成績順になりますから、上から3分の1(30%以内)に入れる子であれば、子供が頑張りたいというなら中学受験をすることがお勧めです。 

*知識量ではなく、能力の高さを問われる入塾テスト 

中高一貫校であれ、大学まで続く内部進学校であれ、その入試問題は詰め込まれた知識量ではなく、能力の高い”学習能力における地頭の良さ”で選別する出題内容となっており、それに対し、塾用テキスト内容もそれに対応しており、考える力をより深め高める内容となっている。 好奇心と忍耐力を高めるカリキュラムが組まれている。 

*公立小の授業内で退屈して子には進学塾がお勧め 

公立小学校の授業内容が退屈であっても、塾へ通えば講師陣も優秀で楽しく興味深い授業を受けられます。 上から3分の1(30%以内)に入れない場合でも、お気に入りの私立中学があったり、通える公立中学の環境が劣悪の場合は中学受験をすると良いでしょう。

*中学受験の効用と弊害 

中学受験の効用と中学受験の弊害についても詳しく記してます。

*算数が得意か不得意か? 判断基準

*ルールに従っていれば最強だと思える子は算数が得意

*親子で、ゲームにハマっているようではダメ!

算数が得意か不得意か? 判断基準の例をあげて見ましょう・・

12kmの道のりがあります。 時速4kmで歩いていくと何時間かかりますか? 12÷4=3時間 では、時速5㎞で歩くと何時間かかりますか? 12÷5=2.4時間となりますが、先ずは整数で割り切れないことに嫌気がさす子がいます。 そして、2.4時間を2時間24分と直せない子もいます。 10進法ならよいが、60進法になると途端に頭ががちゃがちゃになってしまう子も出てきます。 それでは、同じ道のりを時速24kmの自転車で進むと何時間かかりますか? この辺から脱落していく子が多く出始めます。 12÷24なのですから、小さな数を大きな数で割ることが納得できないのです。 納得できなければ、梃子でも動かない子、意固地になってしまう子は算数の苦手意識はどんどん増します。 

*ルールに従っていれば最強だと思える子は算数が得意 

国語が得意な子は共感力が優れており、算数が得意な子はシステム化脳が発達していることが多い。 算数の苦手な子にはその意味や概念が把握できない・興味深いものとは感じない子もいます。 時速とは、1時間にどれだけ進めるか?ということであり、人口密度であれば、1平方キロに何人の人が住んでいるか?という”込み具合”を表す指標なのですが、それを知って、何の意味があるのだろう?と、無関心なのです。 国語などでも、文章の字面だけは読めますが背景を感じない、行間を読めないとか、、様々な不備が発生してきます。 遺伝子レベルの話をしても意味はありませんから、

*親子で、ゲームにハマっているようではダメ! 

父親と一緒にゲームにハマってるような子はじっくり考えることを嫌がりますし、忍耐力も足りません。 ゲームをするほとんどの人たちは”消費文化”にどっぷりハマっているわけですから、物事の意味や役割などはどうでもよいと考えるようになることです。 親がゲームにハマるのは良いのですが、我が子を巻き込まないようにしましょう。 ゲームにハマっている子で優秀な子を見たことがありません

*中学受験をしない方が良いケース

*中学受験しなくても補習塾には通う

*公立小で退屈する子は進学塾がお勧め

*中学受験をしない方が良いケース 

算数でいえば、学校の授業だけでは簡単な計算はできても、分数、少数の掛け算・割り算ともなると怪しくなってきます。 纏まった学習をしないので、理科や社会科の知識量が不足し、中学に入った頃には、頑張っても勉強が”上滑りする”ことになり、身に付きません。 例をあげれば、受験した子で島根県がどこにあるかを知らない子はいませんが、受験しない子は島根県という県があることさえ知りません・・たぶん習っているのでしょうが記憶に残ってないのでしょう。 

*中学受験しなくても補習塾には通う 

受験しないとしても、補習塾へは通うことを勧めます。 今の学校の多くは、生徒を預かっていることだけで精いっぱいの状況であり、しっかりした教育現場としては機能してないと考えた方が良いでしょう。

*公立小で退屈する子は進学塾がお勧め 

公立小学校では、全ての教科において基本ばかりを繰り返して学ぶことになりますが、それでは退屈する子供も出てきます。 そんな時に、学習塾というその子供の学力に応じたテキストで授業を受けることができる”仕組み”があります。 優れた講師が受け持つことも多く、好奇心旺盛な子供たちにとってはこの上なく興味深い時間を持てることとなります。 なぜ、このような好奇心を持てるような授業がなされるか?は、以下のように考えればわかり易いです・・中高一貫校では、知識量が勝る子供ではなく、学習能力の高い子、すなわち、”伸びしろのある子”を求めてます。 そういう子供たちを入学させるために学習能力が高く、考える力に優れた生徒を選抜したいという考えから、入試問題が作られます。 その入試問題を前提として、塾教材も作られますから、自ずと授業も面白いものとなるわけです。 好奇心のある子供たちにとっては、興味深いことであれば自然と一生懸命になれます、そこで、最も大切な忍耐力も培われるのです。

*基本、ゲームは消費文化

*漫画とアニメは意味深い文化

*小中学生向け、お勧め漫画

*ユーチューブとSNSなどではどうか?

*不登校の子にはスマホを持たせよう!

*基本、ゲームは消費文化 

子供に限ったことではありませんが、面白くないことには集中できませんし、頑張れません。 興味の持てないことにも同様です。 ゲームの世界も今や競技となっていることもあり、一概に”消費文化”とは言えませんが、需要の多くは楽しみであり、時間つぶしでもありますから、”意味深い文化”とは言い難い面があります。 

漫画とアニメは意味深い文化 

漫画を読む文化となるともう少し微妙になります。 自分の知らない世界観を学ぶとことができるからです。 ただ、ストレス解消的要素の多い漫画もありますが、子供たちの好奇心をより広くより深くする漫画も多くあります。 その意味では、漫画は”意味深い文化”と位置付けることもできます。 その証拠に、好奇心旺盛な子ほど、漫画をよく読みますし、そのせいで、世界観が広がり、国語力のある子を育てます。 この”他者とより広い世界観を共有”することは、国語に限ったことではなく、理科や社会への興味も促進します

総じて、子供の遊びに関しては・・ゲームにハマる子は娯楽を求めている傾向が強く、漫画を読む子は良い意味での好奇心旺盛な子が多い傾向にあります。 多くの塾生を見てきましたから、この分析は当たっていると思います。 

*小中学生向け、お勧め漫画 

とにかく勉強になり、モチベーションを上げてくれる優れもの漫画を紹介します。 

Dr. Stone」 超人的な能力を持つ 科学少年の出現

銀の匙」 シルバースプーン 農業高校を舞台に描かれるシリアスなストーリー

はじめ アルゴリズム」 数学の面白さ満載

宇宙兄弟」 エリートじゃなくても、人生は面白くやれる

ザッケン」 青春まっただ中のストーリー

数学ゴールデン」 算数嫌いの子にはぜひ見せてあげたい

はたらく細胞」 理科の勉強になること 壮絶な体内バトル

ユーチューブとSNSなどではどうか?

ですが・・ユーチューブは夢中になると止まらないことになります。 グーグルのアルゴリズムが利用者の趣味に合わせ次から次へと表示してきますので、マイブームとなり、大人たちがもっともハマってるかもしれません。 そのコンテンツですが、動画であれば何でも揃っているといってよいでしょう。 政治経済評論から、多種多様な楽曲、映画、スポーツ、一流予備校講師の数学の授業、エンタメ、哲学や人生論に至るまで、様々です。 ユーチューブの良いところは、様々な情報を受け取るだけですから、ストレスにはなりませんが、SNSを利用したメッセなどになると、返信する必要が出てきますし、それをできる限りレスを早く‥などと考えていると、結構ストレスになったります。 小学生まではガラ系で、中学生からスマホになるケースを多く見かけますし、高校生からはほぼ全員がスマホを使うようになります。 スマホは小さなPCであり、なんでも入ってますから、(大人たちも同様ですが)大量な時間を消費(時には浪費)することになります

親子の対話

 

*不登校の子にはスマホを持たせよう! 

不登校の子供たちへは、早い段階からスマホを持たせることを勧めます。 不登校生の一番のマイナス面は、外とのつながりを絶たれることです・・孤独になりますから、これが一番の問題で、たとえ引き籠っていようが、外の世界とコンタクトをとれる状況であれば、少なくとも精神的に病むことは避けられます。 ゲームなどがその最たるもので、電波で繋がる誰かと競技として競い合うことができますし、コミュをとること、コミュニティーに属することもできるわけです。 この、”何かに属する”ことが孤独を回避できる最も重要なツールと言えるかもしれません。 

中学受験をするか?しないか?に関しては、様々な判断と(人生の)価値観にもより、様々な選択肢があってよいと考えてます。 だたし、ここでも、無理な受験は避けたいのですが、その判断を親御さんができるかどうか?が大きな問題でもあります‥子供にとっては、生涯(将来)を決める選択肢になりかねませんので。

”成功体験” 幼児期に身に付ける

子供の学びは「楽しく在れること」が最重要

”9歳の壁” 認知能力と非認知能力

”9歳の壁” 落ちこぼれる子供たち

一般的な認識としての「子育てのキモ」 

核家族化が進み、親戚や兄弟などのアドバイスを受けにくい

親が子供を見守るとき、何より大切なのは「忍耐力」

適性こそ、最大のテーマになるべき

「動画教材」の活用による視覚的確認

家族で皆で学習できる「優れた教材」 

的確なヒントと詳細な解説「優れた教材」

難易度別に問題が選べる「優れた教材」

「優れた教材」の選び方

”成功体験” 幼児期に身に付ける

子供の学びは「楽しく在れること」が最重要

”9歳の壁” 認知能力と非認知能力

”9歳の壁” 落ちこぼれる子供たち

一般的な認識としての「子育てのキモ」 

核家族化が進み、親戚や兄弟などのアドバイスを受けにくい

親が子供を見守るとき、何より大切なのは「忍耐力」

適性こそ、最大のテーマになるべき

小中学生向け通信教育 デキタス!!

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中学受験に向く子・向かない子

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。 そして今、老年期を迎え、「楽しく生きること」への模索を綴ってます。

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