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たかが、ポートレイト撮影とは言え
そこに立つ人(女性)にもある種の意識を共有したいと思っている
それは何か?と言えば・・
これらは、コラボであり、僕だけが勝手に撮っているわけではありません
被写体にも”参加”してもらいたいのです
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実際に撮影をしていけば
この撮影は原宿ですが
その場面場面での背景というものがあり
被写体をされる人は必然的にその背景に左右されるし
その背景の中で”自分”を生かしたい・・と思うのが自然です
ところが、どの場所で撮ろうと、背景がどうであろうと
ただただ、被写体が同じ顔を見せてるだけ・・
となれば、写真家としては「何とかならないか?」と言いたくなる
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頑なに”閉ざしている”と言えば、その通りなのだが
そうであるなら、こういうチャンスを生かして
これまでの自分を変えてみたいとか、
変われるチャンスと捉えることもできるはず
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・・このような話をしてみたが
断固拒否されました
撮影することで”変われた人”を多く見てきたことから
今回の撮影をとっても残念に思えたし
同時に、この女性の闇の重さも感じた次第です。