たかが、ポートレイトとは言え・・

たかが、ポートレイト撮影とは言え

そこに立つ人(女性)にもある種の意識を共有したいと思っている

それは何か?と言えば・・

これらは、コラボであり、僕だけが勝手に撮っているわけではありません

被写体にも”参加”してもらいたいのです

実際に撮影をしていけば

この撮影は原宿ですが

その場面場面での背景というものがあり

被写体をされる人は必然的にその背景に左右されるし

その背景の中で”自分”を生かしたい・・と思うのが自然です

ところが、どの場所で撮ろうと、背景がどうであろうと

ただただ、被写体が同じ顔を見せてるだけ・・

となれば、写真家としては「何とかならないか?」と言いたくなる

頑なに”閉ざしている”と言えば、その通りなのだが

そうであるなら、こういうチャンスを生かして

これまでの自分を変えてみたいとか、

変われるチャンスと捉えることもできるはず

・・このような話をしてみたが

断固拒否されました

撮影することで”変われた人”を多く見てきたことから

今回の撮影をとっても残念に思えたし

同時に、この女性の闇の重さも感じた次第です。

投稿者:

xs136481

写真家です。アーティスティックな写真作品を制作してます。人物ばかり撮ってます。主にヨーロッパで活動してます。世界で最もメジャーな写真祭(アルル国際写真祭)に2016年に出展してます。

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