被写体モデル

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この撮影は、１０年前の駒沢公園。　背景は猿滑の木でしょうか。　これだけ動きのあるポージングでもほとんどボケることはありませんね、シャッタースピードが上がりますから。　１２月ころで、日が短く、夕方４時ごろだったと思います。　西日が入ってきてますね。　逆光でとろうとは思ってませんでしたが、正面からの光は避けていたと思います。

上の画像は、このモデルさんにとっても”記念碑的作品”になっていることを願ってます。　

古着を着こなす文化は２０年くらい前からでしょうか、この撮影では、僕らには懐かしい昭和の匂いのあるセーターとかコート、時代が代わったなぁ・・と思いながら。

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＊被写体としてのフォトモデルに必要なスキルは、単に美しい外見やポーズだけではなく、カメラとの対話を通じて感情やストーリーを伝える能力にある。モデルはカメラマンの意図を理解し、その意図を具体的な形で表現する役割を担う。そのため、フォトモデルに求められるスキルは多岐にわたる。以下に、そのいくつかを詳述する。

ボディコントロールとポージングの理解

フォトモデルは、自己の身体を自由に動かし、さまざまな角度から最も美しく見える姿勢を保つ能力が求められる。これはただ単に美しいポーズをとるだけでなく、身体の各部分を微細にコントロールすることで、全体のバランスや力強さ、柔らかさを表現する能力が含まれる。また、体型や骨格に合ったポージングを理解し、それを活かすための実践的なトレーニングも重要だ。ボディランゲージやジェスチャーに敏感であることは、自己の内面を表現するための鍵となる。

表情と感情の表現力

写真は静止した瞬間を捉えるメディアであるため、表情や目の動きが非常に重要となる。モデルは自身の感情を繊細にコントロールし、カメラに向けて効果的に伝える力が必要だ。笑顔一つとっても、単に口角を上げるだけでなく、目元にまで笑いを伝えることで真実味が増す。さらに、撮影のテーマに応じて、憂い、怒り、喜び、あるいは無表情といった多様な感情を瞬時に表現する柔軟性が求められる。

カメラマンとのコミュニケーション能力

フォトモデルの役割は、カメラマンのビジョンを具現化することにある。そのため、カメラマンが求めるイメージやコンセプトを的確に理解し、それを自身のパフォーマンスに反映させる能力が必要だ。撮影前に十分なコミュニケーションを取り、どのような雰囲気を表現したいのか、どのようなメッセージを伝えたいのかを把握することは、撮影の成功に不可欠だ。また、撮影中もフィードバックを受け取り、それを即座に反映する柔軟さも重要である。

プロフェッショナリズムと忍耐力

撮影は時に長時間にわたることがあり、厳しい環境で行われることも少なくない。例えば、寒い中での水中撮影や、炎天下での屋外撮影など、体力的にも精神的にも大きな負担がかかることがある。そのような中でも、集中力を切らさずにポーズや表情を維持するためには、強い忍耐力とプロ意識が求められる。また、衣装替えやメイク直しの頻度が高い場合でも、常に良い状態を保ち続けることが期待される。

自己表現と独自性

モデルは単なる「被写体」ではなく、アーティストとしての側面も持つべきである。自己の個性やスタイルを撮影に反映させることで、独自の魅力を発揮することができる。これには、自己の強みを把握し、どのような撮影でそれを最大限に活かせるかを理解する力が必要だ。さらに、異なるスタイルやテーマに柔軟に対応できる多様性も持ち合わせていなければならない。独自の表現方法や美学を持つモデルは、フォトグラファーや観客に強い印象を与え、結果的に作品の価値を高めることになる。

環境や光に対する敏感さ

フォトグラフィーは光の芸術でもあるため、モデルは光の方向や強さに敏感でなければならない。例えば、強い光が顔に当たって影を作る場合、それをどう活かすか、あるいは避けるかを瞬時に判断しなければならない。また、屋外撮影では風や自然光の変化に対応しながら、最適なポーズを見つける力も求められる。環境に適応しながら、その中で自身を最も美しく見せるスキルは、プロフェッショナルなモデルにとって不可欠な要素である。

フォトモデルとしての成功は、見た目の美しさだけでなく、表現力、コミュニケーション力、プロ意識、環境適応力など、多岐にわたるスキルによって成り立っている。これらの要素が組み合わさることで、写真に命が吹き込まれ、見る者に深い印象を与える作品が生まれるのだ。モデルは自身の体と心を用いて、カメラを通じた新たな表現の可能性を追求し続けることが求められる。

この辺りから、撮影場所が写り、代官山になった覚えがあります。　なんでこういうスチュエーションでの撮影するのか？　可愛い女の子であるからというのは当然として、過去の記憶を置き換えられるような錯覚があるからです。　「過去の事実は変えられないが、今、そして未来に向けての自分の在り方次第で、その過去の事実は変わらないが、意味は変えられる」と言った人がいました。　痛い記憶は誰にでもあるのでしょうが、その痛みの意味は変えられるような気がしてなりません。　痛みが癒されるといことではなく、痛みを許容（同居）することで今の自分があるような気がしてます。

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当時、編集している際に、主観が先行してるせいか、これはいい・・と思えたのでしょうが、今、観てるとアングルが何となく変ですね。

下のバイクが映り込んでる画像ですが、もう少し画面の右側に余裕があるとよかったと思うのですが、絵を崩してしまうような何かが映り込んでいて、それを避けるために無理なトリミングとなったわけですが・・何処でとっても同様なことは起こりますが、邪魔だな・・と思っても、思いっきり取り込んでしまうか、避けるか、フォトショを使えばどうにでもなりますが当時はそんな技術もなかったですね。

下の写真は”下手な写真”ですが、頑張って撮ってる様子がうかがえるので敢えて載せてます。　ブログで載せる写真には、下手だなぁ・・と思いながら載せてものも多くあります。　でも、それでいいのです。　”私の日記”なようなもので、大げさに言えば、私の生きた証でもあります。　

下手な写真には「下手だなぁ・・」と思いますが、上手な写真には「上手だなぁ・・」とは思いません、というより、上手で当たり前だと思っているからです。　また、クリエイティビティーを引き出される写真には魅入ってしまいますが、そうでない写真はどうでもよいので、観ても記憶に残りません。　このことは写真に限らず、絵画でも、音楽でも同じですね。　