倍率の考え方・捉え方

*倍率には、応募倍率、受験倍率、実質倍率がある

大学受験の場合、願書を出してる人数を応募数と言い、定員に対して計算した場合を応募倍率という。 当日、応募した人数の内、実際に受験した人を受験者数と言い、定員に対する割合を受験倍率と言います。 実質倍率とは、合格した者の中に棄権者が出ると想定される場合、定員100名に対して120名の合格者とするため、実質倍率は受験倍率を下回ります。

例えば、定員100名に対し、応募者は600名いた場合、応募倍率は6倍となります。 その中で実際に受験した人数が400名であれば、受験倍率は4倍となり、大学側が合格者の中から20名くらいの辞退者が想定される場合、120名を合格させることになり、実質倍率は400÷120=3.3倍になります。

助言とお説教は違う

*助言とお説教は違う

「助言とお説教は違う」ことは(自戒も込めて)しっかり心得てください。 若者からいろいろと相談されることはあると思います。 それに対して、助言をしてあげることは歓迎されますが、助言を通り超して”お説教”になったり、終いには”自慢話”にってしまうことがあるのですが、この一連の流れに気付いてない老人は多く、自分でもよっぽど気を付けないといけません。 人は過去を振り返れば、自分にとって都合の良いことばかりしか覚えてません・・不都合なことは忘れてしまうので元気に生きて来れた‥とも言えます。

「終活」なんていうのは葬儀屋のもうけ話

*「終活」なんていうのは葬儀屋のもうけ話

終活なってもっともらしいことを(世間では)言われるようになりましたが、所詮、葬儀屋の儲け話でしかありません。 騙されないようにしましょう。 いつころっと死ぬか分からないのに、なんでその準備(終活)をしなければならないのですか? 財産のある方はその分与の際にトラブルになることがあるので、「遺言書」は必要ですが、残すものなどない私にはそんなものも必要ありません。

*固定観念に縛られることもなく、自由でより創造的にあれる 

*固定観念に縛られることもなく、自由でより創造的にあれる 

60歳を過ぎたころから、記憶力は著しく落ちてくるわけですが、それを逆手に取り、既成観念が身に付くことがなく、常に新鮮で固定観念に縛られることもなく、自由でより創造的にあれるチャンスととらえることが良いと感じてます。

*叱るより、行動について助言する

*叱るより、行動について助言する

結果を見て、叱ってはいけません。 結果が良くないなら、結果の出るまでの行動に関して子供へ話し合いと、今後の行動計画を決めるようにしてください。 計画を立てるときは、親主導ではなく、子供に決めさせてください。 子供というものは、自分で決めたことは進んで実行しようとしますが、親に決められたことには(心の中では)不満があり、その計画を実現化させようとはしません。

人間関係の難しさ 良い人なんだけど・・

*良い人なんだけど・・

*他人の本性を見破るのは難しい

*騙したり、裏切りはなぜ起こるか?

*裏切りは倫理観の問題

*良い人なんだけど・・

この「良い人なんだけど・・」の後に続くフレーズは、ネガティブな話になることは誰しも承知のはず。 人を騙したり、裏切ったりする人のほとんどは良い人に見えます‥このことは、皆が経験的に知っていることです。 人生を長くやっていると、何回か、誰でも裏切られたとか騙された経験はあると思います。 その騙したりする人の多くが良い人に見えます、っで、問題なのがほんとは良い人なのかもしれない?と、時が過ぎた今でも”結論”が出ない・・というのが本当のところです。

*他人の本性を見破るのは難しい

他人の本性を見破る(見極める)ことの難しさ。 どこまで突き詰めても良い人であれるのはかなり難しいことで、もし、そのような人がいれば、生き辛い人生において、その人は自らの命を絶っているかもしれない。 ですから、良い人でも、”生き残っている人”は、突き詰めれば、良い人でなくなる、すなわち、人を裏切ったり、時には騙したりする人になりうる。 

*騙したり、裏切りはなぜ起こるか?

人は自分が一番かわいいのであって、他者は二番目でしかない・・という人は多いはず。 だから、人は追い詰められれば良い人を翻し、裏切る人になりうるということです。 ですから、友人でもある(その)人が追い詰められていることに気が付かなかった自分にも責任があるとも言えます。 

また、精神的に病んでしまうような状況まで追い込まれてしまった人、なにがしかの”依存症がある“ 場合などでは、このような”騙したり、裏切り”は回避しようがありません。 アルコール依存症のように傍か見ても顕かにその状況が分かる場合は良いのですが、ギャンブル依存、異性依存、ネット依存などは傍からは分かりにくいことも多く、多くは金銭的に破滅していく状況に陥るわけですが、己の悪い状況は隠しますから・・他者からは分かりません。

*裏切りは倫理観の問題

法的な書類などが残っているような騙しは詐欺行為となり、法的な対処がとれますが、裏切りというのは”倫理観”の問題でもあり、最終的な処置は取りようもなく、泣き寝入りするしかありません。 

PCの管理責任は問われます 大谷

水原一平の賭博問題に大谷が巻き沿いをくらいそうなこと・・

あれほどまでに完ぺきな人生をやってきていたおりに

こんな落とし穴にはまるなんて・・

一平氏の借金の肩代わりをしていた・・

というのは、たぶん事実なんでしょうが、

その借金がカリフォルニアでは違法な賭博だと知らずに肩代わりしたなら、

”わきが甘かった‥”ということでしょうが

違法だと知っていて、自分の口座から支払ったとなると、

選手生命にもかかわる・・

いずれにしても、

大谷選手の口座から振り込まれたという事実には変わりはなく

何らかの責任・処分は下りそう

一平氏が、大谷の金銭面まで管理していたとなると

大谷のPCにも、

大谷の断りなくログインできる状況にあったとも思われ

・・そうなれば、一平氏の”窃盗容疑”となるわけです

それでも、大谷の”管理責任”は問われますね

司法がどう判断するか?というより

MLBがドル箱の大谷をどこまで守り抜けるか?

アジアから出てきた”百年に1人”のユニコーンに対して

アメリカ社会の嫉妬心から、巨星潰しにかかるのか・・

大谷への”厳重注意”くらいに留まることを信じましょう。

個別指導塾のメリット・デメリット

*生徒の能力とペースに合わせた指導を受けられる

集団指導塾では、質問しようとしても周囲とも兼ね合いもあり、なかなか質問することも難しいが、個別指導塾であれば、基本先生1人に対して生徒は1人もしくは2人までであり、質問しやすく、分かりにくい箇所を解決しやすく、自分のペースで進めることができる・・ことがメリットです。 

とはいえ、自分のペースで進められということは、集中する必要もなく、呑気な子にとってはますます呑気になるという悪循環が生じる。 質問すればわかり易く答えてくれるので、学校のペースに付いて行けるかどうか?というレベルの子であれば個別指導塾は適してますが、受験に向けてレベルアップを図らなければならないような状況では、成績は現状維持することで、成績を伸ばすことは難しい・・というデメリットもあります。 個別であれば、周囲に自分より頑張っている生徒がいることを認識することは難しく、良くも悪くも自分ペースに陥ってしまいます。

受験校の決め方

*偏差値で選ぶ 

大学受験を前提として受験校を選ぶならば、偏差値のより高い学校に受かりたいと思うことは当然ですが、入学できた後のことも考慮しておく必要があります。 偏差値の高い学校によりその傾向が強くなりますが、クラス編成は成績順となっており、上位のクラスにはより優れた先生が配属され、下位のクラスでは活舌の良くない授業が分かりにくい先生になることもあります。 ・・このことで考えることは、ぎりぎりの成績で入学するよりは少し余裕をもって入学するほうが、より良い先生に当たりより良い授業を受けられる確率も上がります。 第一志望校は落ちたが、第二志望校に入学したことにより、結果として、より良い授業が受けられ、モチベーションを高く維持でき、希望の大学に入学できた例も多くあります。 基準はあくまでも偏差値になりますが、負けん気の強い子であればぎりぎりの合格でもよいが、必ずしもそうではないことを知っておきましょう。

受験校の決め方

*合格実績ではなく、進学実績を見よう 

大学進学の内容ですが、合格実績は一人の生徒が複数校を合格すればその数はすべてカウントしますので、合格実数よりかなり多くなります。 それでも、進学実績となれば、実際に進学した生徒だけをカウントすることになり、その信頼度はずっと上がります。 逆に、進学実績を先に掲げる学校は信頼度が上がりますが、合格実績ばかりを大きく表示している学校は良心的とは言えません・・成績の良いものばかりが優先されるシステムになっていると考えられます。

*頭の良い子に育てるための「お勧め漫画10選」

頭の良い子に育てるための「お勧め漫画10選」

ドラえもん」 友情ファンタジーを描いた作品

「鬼滅の刃」 家族愛と友情がテーマ

「ONE PIECE」 長編冒険物語

「薬屋のひとりごと」 ミステー作品

「僕のヒーローアカデミア」 超能力者であるヒーローを描いた作品

「SLAM DUNK」 バスケットボールを描いた作品

「小学生のひみつ」 主人公は小学生の女子たち

「化学漫画 サバイバルシリーズ」 理科の勉強になります

「漫画歴史シリーズ」 世界各国の歴史が学べます

「はたらく細胞」 体の仕組みが理解できる作品

公立・中高一貫校への作文対策

*社会で起こる様々な問題への好奇心 

社会で起こる様々な問題への関心が持てるような”家庭環境”が大切。 それには、家庭内で普段から様々な問題への議論・意見交換が必要。 したがって、普段の”親の在り方”がそのまま子へ反映されることになり、親子でゲームに夢中になっていたり、社会問題への無関心はこの入試には“不適合”です。 私立中高一貫校で出題されるような○○算ができるかどうか?じゃなく、自分で問題を見つけ、解決するために主体的に行動できるか?が問われます。

教育の在り方

間違った価値観に基づいた評価指標を、親が子に向け続けているのではないか?と思うことがあります。 学歴とかが良い例で、より偏差値の高い大学へ進学させ、その結果として、より多くの生涯収入を得られるとか・・ですが。 他のページでも書いてますが、「自分の居場所」があると実感できる大人がどれだけいるのか?とか、子供が「居場所がない」と思うなら、大人の側の”私”には居場所はあるのだろうか?とか・・そういう疑問は自戒の意味も込めて考えてみる必要はあると思います。 また、幸不幸を生んでいるのは何なのか?とか・・

僕の観察では、フォロを外して風を切るようにポルシェに乗ってる人で、かっこよく見える人はかなり少ない。 ある種の競争で勝ち抜いてきた人たちで、頑張って生きてきたのだろうが、(価値観がお金やブランドにある人なのだろうか?)貧相な印象があるんです‥心や精神の豊かさが感じられないのでしょう。 それよりも、ちょっと洒落たバイク(自転車)で通り過ぎるオジサンの方がよっぽどかっこよく見えたりします。 ですから、地位とかお金にしがみ付く人生を送っていると、人はだんだん醜い顔や姿になっていくのではないか・・と思ったりします。 バイク(自転車)は買えてもポルシェは買いえないし‥と思う人は、自分の持っているお金と他人の持っているお金を比べて”不幸”になっているような気がしてなりません。 他者との比較の中に自分の位置(ポジション)を探してる人は永遠に幸福には成れないような気がします。

ですから、親がこれまですり込まれてきた間違った価値観や評価指標で子を見ることを止め、「比較」の中ではなく「多様」な中に価値を見出すような子育てを考えるとよいと思います。 このことは、親だけでなく、教育現場全体で求められることですが。

小説の読み方は、歴史の勉強と似ている

*小説の読み方は、歴史の勉強と似ている 歴史の勉強の面白さは、社会が荒廃していく(原因)ことから始まり、一揆(きっかけ)を経て、社会体制(結果)が代わっていく様が面白いわけですね。 小説(映画)は悲しみの原因となるトラブルから始まり、とあることがきっかけで、物事は好転していく様子が語られてます。 っで、受験の国語では、「何がきっかけとなっているか?」を問う問題が多く出題されます。 原因→きっかけ→結果 という流れなっていることが多いことを知っておきましょう。

子供の思考力を高める遊び・・

*「ジオボード」の紹介 四角形では、台形、平行四辺形、長方形、ひし形、正方形、 二等辺三角形などを”点を結ぶことによって様々な図形を作っていく”とてもクリエイティブな”遊び”で、中学入試などにも直結するアイテムなのでお勧めです。

*思考力を高める「ペントリノ」 6歳以降の子供が対象になりますが、倍数の感覚が身に付くことと同時に、立体認識力、空間認識力を高めるための絶好のアイテムと言えそうです。

*「ジャマイカ」「ゲイマグ」もお勧め  「ジャマイカ」はサイコロ計算ゲームなのですが、四則計算を身に付けるには絶好のアイテムと言われます。 「ゲイマグ」は棒の両脇に着いたマグネット玉をくっ付けることによって様々な正多面体を作るアイテムで、非常に高度な思考を要求され、思考の柔軟性と立体・空間認識を促す絶好のアイテムとなること請け合いです。

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日常での感じ方と数学的な比較判断のギャップ

日常での感じ方と数学的な比較判断のギャップ 現実的には、人は五感による感じ方でほとんどのことを判断してますが、科学的(数学的)には、それぞれの単位や基準に基づいて比較することで判断してます。 日常での感じ方と科学的な比較判断とにギャップが生まれることが「算数の苦手意識」に繋がっているのでしょうね

例えば、算数では、ゆっくり歩けば時速4kmくらいで、早く歩けば時速6kmくらいの速さになります。 子供たちにとっては、時速という言い方が出てきた時点で、「嫌だなぁ・・」という気持ちになります。 それと、4kmってどれくらいの距離なのか?もピンときません。 そこへもってきて、時速4kmの速さとは、1時間に4km進める速さです・・となると、「なんだ、そりゃぁ・・」ということになるわけです。

マラソンコースは42.195(km)ありますが、男子ならおよそ2時間くらいで走破します。 ですから、テレビで見るマラソン選手の速さは、およそ 42.195(km)÷2時間≒時速20km となります。 また、東京から大阪まではおよそ500kmありますが、時速100kmの車で行けば何時間かかるでしょう? 子供に説明するときは「時速100kmとは、1時間に100km進める速さだよ・・」と伝えること。 そうすれば、500km進むのには、500km÷100km=5時間ということが分かります。 このような様々な例を取りながら、日常的に速度の問題に慣れさせることが重要なのです。

「ジオボード」の紹介

*「ジオボード」の紹介 四角形では、台形、平行四辺形、長方形、ひし形、正方形、 二等辺三角形などを”点を結ぶことによって様々な図形を作っていく”とてもクリエイティブな”遊び”で、中学入試などにも直結するアイテムなのでお勧めです。

「ジャマイカ」「ゲイマグ」もお勧め 

*「ジャマイカ」「ゲイマグ」もお勧め  「ジャマイカ」はサイコロ計算ゲームなのですが、四則計算を身に付けるには絶好のアイテムと言われます。 「ゲイマグ」は棒の両脇に着いたマグネット玉をくっ付けることによって様々な正多面体を作るアイテムで、非常に高度な思考を要求され、思考の柔軟性と立体・空間認識を促す絶好のアイテムとなること請け合いです。

出ても意味がない大学の出現

一般論として・・> 自動車免許証が取れるかどうかは、法令の試験があり、最低限の常識があるかどうかを判断することができます・・マーク式ではありますが、ややこしい法令の文章を読み込めなくてはなりません。 同様な理由で、偏差値の高い大学を出ていれば”頑張れる人”としての保証はできます・・人としてどうか?は別の話になりますが。 ところが、誰でも入れる大学を卒業しても、一般常識があるかどうか?頑張れる人かどうか?は判断しようがありませんから、そのレベルの大学を出ても(就職する際に)何ら有利になることはありません。

出ても意味がない大学が出現してきました。

受験校の決め方 中学受験編

*受験校の決め方 アクセス

*付属校なのか?進学校なのか?

*偏差値で選ぶ

*合格実績ではなく、進学実績を見よう

*設備はどうか?をしっかり見てこよう!

*共学か?別学か?

*カリキュラムで選ぶ

*受験校の決め方アクセス 中高一貫校であれば、6年間通うことになるので、とても重要なことになります。 時間的には1時間以内、多く見積もっても1時間20分以内というのが原則です。 それと、通勤通学ラッシュとは逆方向になってると好都合です。 朝、都心に向かう場合とその逆では、込み具合が二分の一から三分の一に軽減されます。始発からなら、座っていけるかもしれませんし、その間、読書なども出来るかもしれません。 東京に住んでれば、新宿、渋谷、池袋などでの乗り換えがあり、その子供に寄りますが非常にプレッシャーになることもあります。 できれば、混雑が避けられるような交通機関のとれることが学校選びの基本となります。

*付属校なのか?進学校なのか? 例えば、付属校として、青山学院中等部を例にあげましょう。 幼稚部、小等部から持ち上がりで来る生徒もいます。 大学までの内部進学を前提として、中等部から入試により第一希望で入学してくる子もいれば、第一希望は落ちたが、第二希望として入学してくる子もおり、大学受験は他大学を前提として入学してくる子もいます。 したがって、他大学受験を前提としたクラス分けもあります。 青学には理系は理工学部だけですので、医療系学部への進学者は自ずと他大学受験になります。 付属校に進学するのであれば、青学のような人気大学を上に背負っているならば内部進学生が多いことは想像できますが、そうではない場合には、高校卒業時には半分以上、90%以上が専門学校なども含め、外部受験となるような付属校もありますので、受験する際にはしっかりした下調べが必要です。

6年制進学校であれば、卒業生全員が大学受験となり、高2高3ではほとんど予備校と化していくような進学校も少なくありません。 このような傾向は偏差値が高くなればなるほど顕著になります。 受験指導が何よりも優先する進学校もあれば、文武両道を理念として貫いている学校もありますので、その子供にあっているかどうか?学校見学なども合わせて下調べをしておく必要があります。

*校風が我が子に合っているかどうか? 受験指導に軸足を取っているような学校であれば、頑張れる子であれば問題はありません。 宗教色のある学校、キリスト教系では伝統を重んじるカソリック、自由度の高いプロテスタント、仏教系などがありますから、それらの慣習がお子さんに合わない場合もあります。 このような心配がある場合は、実際に学校見学をし、そこに通う生徒たちの姿を見れば分かることも多くあります。 説明会では、その学校の理念、方針などが語られますが、その語られる順序には気を付けましょう(その学校の優先度の高い順に説明されますので、受験校選定にはとても役に立ちます)。

*偏差値で選ぶ 大学受験を前提として受験校を選ぶならば、偏差値のより高い学校に受かりたいと思うことは当然ですが、入学できた後のことも考慮しておく必要があります。 偏差値の高い学校によりその傾向が強くなりますが、クラス編成は成績順となっており、上位のクラスにはより優れた先生が配属され、下位のクラスでは活舌の良くない授業が分かりにくい先生になることもあります。 ・・このことで考えることは、ぎりぎりの成績で入学するよりは少し余裕をもって入学するほうが、より良い先生に当たりより良い授業を受けられる確率も上がります。 第一志望校は落ちたが、第二志望校に入学したことにより、結果として、より良い授業が受けられ、モチベーションを高く維持でき、希望の大学に入学できた例も多くあります。 基準はあくまでも偏差値になりますが、負けん気の強い子であればぎりぎりの合格でもよいが、必ずしもそうではないことを知っておきましょう。

*合格実績ではなく、進学実績を見よう 大学進学の内容ですが、合格実績は一人の生徒が複数校を合格すればその数はすべてカウントしますので、合格実数よりかなり多くなります。 それでも、進学実績となれば、実際に進学した生徒だけをカウントすることになり、その信頼度はずっと上がります。 逆に、進学実績を先に掲げる学校は信頼度が上がりますが、合格実績ばかりを大きく表示している学校は良心的とは言えません・・成績の良いものばかりが優先されるシステムになっていると考えられます。

それから、注意したことが・・入学時の偏差値を進学実績と比較してみると、その学校の学業における教育熱心さが見えてきます。 良く言う、入り口と出口のレベル差を比較することです。

*設備はどうか?をしっかり見てこよう! アクセスや校風と同様、その学校の設備は子供にとっては学ぶ環境としてとても重要な要素となります。 自由で開放的で楽しく学べることは日々通う子にとっては最優先事項かもしれません。

*共学か?別学か? 男子校、女子校、共学校がありますが、これらの向き不向きは子供によってかなり違ってきます。 男子校、女子校は異性への意識をしないで済むと考えれば勉学・スポーツにより打ち込むこともできますが、共学校であれば、それなりの気遣いも必要です。

*カリキュラムで選ぶ 必須科目と選択科目の単位数からだけでは見えてきませんが、各科目の時間数を比較してみること、そして、履修科目数の多さが重要になってきます。 例えば、文武両道の進学校であれば、理科は生物、化学、物理、地学。 社会では地理、日本史、世界史、現社、倫理社会などまで幅広く選択させられることもあり、生徒にとってはかなり負担になります。 中には工業系の学校、商業系の学校などもあり、カリキュラムに偏りがあることも知っておきましょう。

国立大進学を前提とするような進学校では、数2・Bまでが必須科目なりますから、理数系が苦手な生徒にはかなりきついカリキュラムとなります。 これからは、英語での授業を展開する学校も増えてくることでしょう。 英語が出来て当たり前の学校へ通うことは、英語が苦手な子にとってはトラウマにもなりそうですね。

ゆとり教育で何が起こった?

競争社会から協調社会へと移っていった

その間に何が起こったか?

周りに気配りのできるマナーの良い人たちが大量生産された

今の子供たちは、そのゆとり世代の育てた子供たちでもあり、

気配りのできるマナーの良さは継承され、

世界一、平和で綺麗で安全な国が出来上がった・・

と言っても、過言ではない。

ところで、ここ30年間の経済が停滞してることも、

ゆとり世代が登場したことと無縁ではないようだ。

定期テスト対策

小学生のテスト対策> 小学校でのテストは各単元が終わり次第、小テストしますし、それによって、習熟度を確認するようになってます。 ですから、生徒の方から「小テストが何曜にあります!」と伝えてくれると助かります、家庭内でも同様で、子が親へ「明日テストがある」ことを伝えられるとよいですね、対策できますから。 理科や社会科にテスト対策も同様です。 例え、指導日でなくても、テスト前日でも来塾出来るようになっている塾があれば便利ですね。 学校のテストでは、基本的な問題ばかりですから、少なくとも80点以上は取っておく必要があります。

定期テスト対策具体例・数学> 数学が不得意な生徒は多くいますが、先ずは、学校帰りにそに日に進んだ個所の解説と理解度を確認します。 学校で出されるテキストやプリントを解いていきます。 週2回に来塾であれば、学校の進度に合わせた指導が可能です。 試験前日までに済ませた問題を再度解いていきます。 このようなルーティンを重ねていけば、それまでの30点が50点を超えてきます。 また、学力テスト前も同様に”準備対策”が可能です。 進んで、塾長または講師に伝えるとよいでしょう。

定期テスト対策具体例・英語> リーディング分野であれば、講師が一緒に目を通しながら文法・構文などを確認しながら進めていきます。 数学の場合は分野別になってますから、指導直後から20点以上得点が上がることは当然ですが、英語では基礎学力の積み重ねがないと得点に結びつけることが難しく、30点以上上げるには半年くらいかかるの普通です。 英文法が弱い生徒が多く、塾用テキストを使って来塾するたびに課題分野をマスターするようにしてます。

定期テスト対策具体例・国語・古文・漢文> 古文・漢文は範囲も短いことが多く、得点アップは難しいことではありませんが、現代国語となると、記述が多くなり得点アップは難しくなります。 古文・漢文に関しては試験前日でも間に合います。 他のページでも書いてますが、ゲームばかりやっており、漫画やアニメを観ない生徒は国語力が劣っているケースを多く見かけます。 漫画やアニメからは、絵や文字(音声)で自分の知らない世界をたくさん知ることができ、より深く広い感性を身に付けることができますから、文章の背景を読み取る力が付くわけです。 大人も子供もゲームをする人は多くいますが、攻略法というものを学ぶ必要はありますが、ゲームだけは勉学の役に立つような”働き”はほとんどないようです・・私の偏見かもしれませんが。

定期テスト対策具体例・理科・社会科> 中学分野までの理科は、暗記すればよい分野も多いのですが、理解できなければ覚えようもない分野も多くあります。 社会科は、覚えれば済むことも多くありますが、高校ぐらいから記述式の問題も出題され、国語力のない生徒は苦戦します。 

<後記> 実社会へ出れば、英数国は手段でありツールでしかないわけで、出来れば便利ですが必ずしも不得意であっても、例えば英語のように使わなければ、不自由はしませんが、理解や社会科は常識として身に付いてないと(理科であれば)危険であったり、(社会科であれば)法的問題を起こすことになるかもしれません。 また、世の仕事の80%くらいはサービス業であり、主要5科よりも副教科と言われる科目の方がより重要とも思われます

個々による対策の仕方の違い> 学ぶことの大きな要素としては、記憶力と理解力があります。 一般的には、記憶力の優れた生徒は文系科目に強く、理解力に優れた生徒は理科英科目に強いのが普通です。 理系科目(例えば、数学ですが)の苦手生徒への指導ですが、数学であれ理科であれ、一定の形にパターン化して覚えさせてしまうような学び方をするとよいでしょう。 例えば、数学ですが、試験範囲の例題を暗記してしまうような指導をしていきます(なぜなら、数字違いの問題が出るだけなのですから)。 ですから、数学の苦手は解消できなくとも、ある程度の(赤点を取らなような)得点をすることは難しいことではありません。 

記憶力の劣る生徒への指導>です。 理解力があっても、その理解した筋道を忘れてしまえば、結果としては忘れてしまっているわけですから、得点へは結びつきません。 普通に考えれば、理数系などの科目が苦手な生徒が落第したり、他校への転向を強いられたりするケースが多いと考えがちですが、実態はその逆で、記憶力のない生徒の方がより深刻な問題となるケースが多いです。 内部進学できなかった生徒はいますが、いずれも、記憶することが苦手な生徒ばかりでしたから、国語と社会、英語などに赤点のあるケースです。 

進学塾指導内容> 

頭の良い子に育てるために 

幼稚舎から大学までの内部進学

*幼稚舎から大学までの内部進学の実態

*10歳までは家庭環境で決まる

*10歳以降では、地頭の良さで成績は左右される

*落第はなくとも転校を強いられる

*理数科目で赤点を取る生徒が多い

*科目に、得手不得手が顕著な生徒は内部進学には向かない内部進学よりは、大学からの一般受験の方が楽なケースもある

例えば、慶應幼稚舎から慶応大学までの内部進学について”その実態”を記していきます。 幼稚舎からにせよ初(小)等部からにせよ、選抜試験があり、合格するにはそれなりの”学力・適性”が必要となります。 10歳(小学3年生)くらいまではその優秀さは環境(塾に通ったり、親の教育)によるところが大きく、それ以後は”地頭の良さ”の占める割合が高くなってきます。 要は、初(小)等部高学年辺りから落ちこぼれる生徒が出始めることです。 この頃から、内部進学するための補習塾通い(もしくは、家庭教師頼み)が始まることになります。 それでも、よほど成績が悪くない限り中学進学ができないことはありません(転校を勧められることはありますが)。

ところが、中等部になるころから、外部入学生も加わり、カリキュラムのレベルが上がってきます。 湘南では、赤点をとると落第になります(現実的に、クラスに1~2人はおり、高等部では1科目でも赤点をとると進級できなくなります。 追試というような思いやりのある制度はなく、落第したくなければ転校するか退学することを余儀なくされます)。 ・・余談になりますが、落第寸前の生徒を多く指導してきましたから、生徒にとってのストレスは当然ですが、指導する側の半端ないストレスもあります。 ちなみに、落第の原因となる科目は数学が多く、高等部では物理・化学なども加わってきます。 レベルの高い他の内部進学校でも、英検準2級・英検2級が必須となることもあります。 赤点はなくとも、英検2級が取れなくて大学進学できないケースもあります。

慶應義塾に進学したいのならば、大学受験でパスすることがもっともストレスないのではないか・・と思います。 誰にでも苦手教科はありますし、数学・理科が苦手な生徒にとっては、内部進学はほとんど”地獄”なような状況になります。 ちなみに、大学から進学するのであれば、文系なら国語・英語・社会1科目で受験可能ですから、中高一貫校へ進み、大学受験に備えるという考え方が良いと思ってます。 科目に得手不得手が顕著にある生徒は内部進学は避けた方が良いと思います。

幼稚舎から大学までの内部進学においても大学のレベルよって、内部進学状況はそれそれ違ってきます。 偏差値55から60前後の場合はどうか? 具体例をあげて書き記し行きます。

次へ>偏差値60から65前後の内部進学

頭の良い子に育てるために 中学受験向き不向 中学受験  割合の問題が苦手な子 

キャリア50年塾長の本音 子育て 才能の見分け方・伸ばし方 中高一貫校生 個別指導  

内部進学 サポート  都立高 進学塾  中学受験 小4までにすべきこと(算数編) 

都立高へ進学 学習塾指導内容例 数学が苦手 進学指導 進路指導 定期テスト対策 

偏差値60から65前後の内部進学 共感力とシステム化力 

文章題の読解力が低い子 割合の問題が苦手な子 地頭の良さ・IQ

中高一貫校 メリット・デメリット ハイレベルな都立(県立・府立)校への進学

斬新な教育改革を実践している公立中学 中学受験の弊害 中学受験の効用

幼稚舎から大学までの内部進学 学習塾の選び方

失敗しないための教育  間(ま)がない 不登校 不登校 更生した〇走族の頭 

不登校 ゲームが救った病み 不登校には2種類あって・・ 不登校 居場所がない 

不登校 総論 失敗する教育 失敗する教育 総論 失敗しないための教育 

不登校 居場所がない 

ポートレイト 撮影術

私がこの女性を撮ったのは、彼女が19歳の時で、この写真をもってモデル事務所に行ったらモデルの仕事が決まった。 そして、彼女はプロのモデルとなり、私は写真家になることを決意した、13年前の話。 私は60歳であり、写真家としてはずいぶん遅れたスタートでした。 人生というのは、どんなきっかけで何が始まるか分からないという典型的な例です。 当時、趣味で始めた写真でしたが、まさかプロの写真家を名乗るようになるとは夢にも思ってませんでした。 FBでの繋がりで、面識はなかったけれど、撮影依頼したら快く引き受けてくれて、撮れた最初の写真がこれ。 私に腕はイマイチでしたが、彼女には秀でた才があったことは確か。

鬱病の定義

1980年代に、アメリカでうつ病の定義が初めてされて、それ以前ならば、単に「元気のない人」だったのが、・・症候群とか、・・障害とか、その病名が細分化され、私の知る範囲では、3人に1人はその症状に当てはまるようになってきてます。

確かに、ネットの普及などで、今までなら知り得なかったような豊かな生活をしている人を知ることになるから・・とも言えますし、情報が飛躍的に増えてきたことによる「不安」はありそうです。 遠いどこかの国で起こっていることが、あたかも、自分のすぐそばで起こっているような気がしてくるのかもしれません。

数学が苦手な理由

数学が苦手な生徒には様々な事例があります・・そもそも、小学低学年より計算が苦手だった生徒。 5年生ごろから出てくる割合の問題でつまずいた生徒。 中学に入って正の数・負の数で嫌になってしまった生徒。 小学校時は文章題はできたが、方程式になってつまずいた生徒。 数学が苦手な生徒が、著しく得点が上がる生徒も多くいます。中学生でも高校生でも同様で、30点から55点へと、30点近く得点が上がることは当たり前です・・この点では、他の科目との違いです。 理科社会科では頑張った分だけ成績は上がりますが、国語や英語は頑張っても他の科目と比べて”報われません”。 

先ずは、計算が苦手な生徒から・・この苦手には2種類あって、数の扱いそのものが苦手であって、この場合はほとんど改善が見込まれませんが、苦手意識を自覚できれば他の分野で補うこともできますので、それほど重要な決定的な欠点とは成り得ません。 

ところが、性格的ないい加減さの中で計算間違いが多く出てくる場合には、その生徒の心得次第で劇的に改善されることもあります。 ただし、このいい加減さは、計算だけにとどまらず、一事が万事になることも多くあります。 計算だけに限ったことではなく、スケジュールや約束事などすべてにおいていい加減になり、大人になれば、社会的信用を著しく損なうことになりかねません・・簡単に言えば、”仕事を任せられない人”という烙印を押されることになります・・ダメ人間と言われる人たちの仲間入りです。 私は、このようなダメ人間として烙印を押されそうな生徒に少なからず接してきましたが、彼ら彼女らにダメ人間の烙印を押されることが非常にまずいことになることを伝えますが、多くの生徒はその憂慮する事態が理解できません、現実社会へ出てないこともあり、ことの深刻さを実体験として得られないからです。 ここまで、詳しく書いてきたことも、社会へ出て「使い物になる人と使い物にならない人の境目となる」ことが経験的に分かっているからです。 たかが、計算といえども、その人の人生を決定づけることになります。 数学が苦手なことはその自覚次第ではほとんど問題にはなりませんが、ただ、いい加減さの延長線上にある場合は重大な問題にまで関わってくるものだと思わずにはいられません。

そこで、数学が苦手意識から少し離れて考えてみましょう・・数の感覚に弱いということは、確率の感覚に疎いといことになります。 人生の長い期間での選択肢において、割の悪い方を選んでしまうことが往々にしてありうることなのです。 

確率の分野では、母数に依存することなしに、相応の起きる現象数だけに注目が集まります。 10分の1と100分の3はどちらが確率的に良いと思いますか?明らかに10分の一の方が確率は良いのですが、分子の数が1と3では、3の方が率が良さそうな気がするわけです。 宝くじなどは最も良い例で、1億円当たるくじが今回が1本ではなく10本出ることになりました‥と聞けば、これは当たる確率がずっと増えたような気がするわけですが、分母である総売り上げ数が従来の10倍を超せば、確率的にはより当たりにくいことが現実です。 そもそも、宝くじは売り上げの52%が税金となり、残りの48%を当たった人で分けるわけですから、一枚100円のくじは買って時点で48円の価値しかありません・・この48円を数学的には期待値と言います。 10年間で100万円買えば、平均して48万円の換金となり、52万円は損をすることになります・・これは、ほとんど、国による合法的な詐欺に近いとも言えるかもしれません。 カジノであれば、80%くらいは返金すると思われるからです。

計算は得意だが、文章題が出来ないとか、中学以降であれば、関数が苦手だとか・・いろいろな苦手意識が出てきます。 小学校3年生位までは算数が出来たのに、文章題が出始めたころから、途端に不得意になるケースがあります。 計算は機械的にできますが、文章題はしっかり読み込んで考えないとできませんし、関数などは数学的センスが問われることになるからです。 

この、文章を読み込む力が不足する場合は、その原因は様々で、また、複数の要因が重なり合っていることも多くあります。 別のページでも書いてますが、幼少時に「絵本の読み聞かせ」を親が怠れば、子供は文字からの想像力が培われません。 親が子供から様々な質問をされると思いますが、この世には理由失くして存在するものはほとんどありません。 神様は本当にいるの?とか、宇宙ってどうなってるの?とか、簡単には答えられないことはいくらでもあります。 それでも、出来る限りその因果関係を説明してあげると子供はよく考え、様々なことに疑問を持ち、興味を示すようになることに繋がります。 そして、小学生高学年にはスマホを渡されることになれば、分からないこと、疑問に思うことなどを自分でどんどん調べていくようになるわけです。 こうして考えれば、好奇心のきっかけを作っているのは親の子への対応が基本的にあるように思います。 遺伝子的要因も大きいのですが、物事をどれくらい深く考えるようになるかどうか?という意味で、家庭環境も子供にとっては重大な要因になります。

集中力、観察力、洞察力などは先天的要因に深く関わりますが、それを引き出すのも親の子育ての知恵なのだと考えます。

数量は得意だが図形は苦手という子供いますし、その逆もあります。 その原因は頭の構造的な問題に起因してると思われ、短距離走は得意だが、マラソンは苦手だ・・ということに似てます。 頭は脳の構造的ことですが、フィジカルは体質の問題でもあります。 ですから、数学のすべての範囲で得意であることはまずないでしょうね。 システム化脳の発達している人には、案外、三角関数が苦手な人が多いように経験的に感じてます。

中学受験 小5までにすべきこと(算数編)

*整数も少数も分数も同じ数であることを理解しよう!

*掛け算・割り算の文章題を混ぜてやらせよう!

*cm、m、km、g、kgなどの単位に慣れるよう!

*平均の感覚を身に付けよう!

*割合の問題が出てくるのは小5からですが・・

*整数も少数も分数も同じ数であることを理解しよう! 整数も少数も分数も特別な数ではなく、計算上では同様の数として躊躇わず使えるようにすることが算数が得意か不得意かの肝になることを(親は)心得ておきましょう。 1Lが150円のガソリンがあるとします。 今日は20Lくらい入れるとすると何円くらいになるでしょう?という謎かけでもよいのです。 150×20=3000円となるところまでは理解できますが、10.5L入れると何円になりますか?と子供に尋ねると、困った顔をするかもしれません。 150×10.5とすれば何円かはでてきます。 まさか、ガソリンスタンドで0.5Lガソリンを入れる人はいないと思いますが、0.5L入れるとすると何円になるかは150×0.5とすれば75円となります。 分数に関しても同様で、1個150円のリンゴがあります。 3個ではいくらになりますか? 150円×3=450円 10個買うなら10倍すればよいことで、まさか、リンゴを1/2こ買う人はいないと思いますが、150×1/2=75円となります。 ・・このように、整数であれば分かったことが、少数、分数となると途端に思考停止する子供がいます。 (システム化脳)を子供のころから訓練しておくために、算数に関してはルールに従っておけば最強であることを子供に知ってもらい理解させることです。 整数でできることは、少数、分数になってもやり方は変わらないことを習慣づけることが大切です。

*掛け算・割り算の文章題を混ぜてやらせよう! 計算を一通りマスターするとそれに合わせた文章題が出てきます。 その際、この章は掛け算なので、文章を読まず、理解せずに何でもかんでも数だけ見て、掛ければよいと安易になってしまう子供が多いことも事実ですから、掛け算と割り算が混ざった文章題を出してあげるとよいでしょうね。 掛け算は良いのですが、割り算はもっと難しくなります。 どちらの数をどちらで割ってよいか?という問題が出てきます。 安易な子は、大きな数を小さな数で割ればよいと考えがちですから、そこが最大の注意点です。 12kmの道のりがあります。 時速4kmで歩いて行くと何時間かかりますか?という問いには答えられそうですが、時速24kmの自転車で行くと何時間かかりますか?なると途端に難しくなってしまいます。 12÷24=1/2時間=30分となります。 ここでも、算数に関してはルールに従っておけば最強であることを子供に知ってもらい理解させることです。

*cm、m、km、g、kgなどの単位に慣れるよう! 普段の親子の会話の中に、様々な単位を入れながら、会話するようにしましょう。 cmは三角定規で使うのでわかり易く、m、kmはオリンピックや様々な競技で使うので、その長さ(距離)は把握できますが、g、kgとなると把握することが難しくなります。 なぜかというと、長さは目で確認できますが、重さは感覚でしかないからです。 gについては、スーパーに子供と一緒に買い物に出かけるとよいと思います。 100gで何円か?とか、表示してあります。 kgについては、家庭には健康管理として体重計がありますね。 子供が23kgでお父さんが68kgとか、比較することによって、重さの感覚が身に付きます。 また、体重計では、体脂肪率が何%か?とか、いろいろと表示されますね、子供が質問してくるなら、分かる範囲でよいので、その(基準の)意味を説明してあげてください。

*平均の感覚を身に付けよう! 一緒にボーリングに行く機会があれば、5ゲームのスコアが75,104,68,92、86だったりしますね。 これらの数をすべて足せば合計点が出ますね。 っで、知りたいのは合計点じゃなく、その人のボーリングの腕前なのです。 5ゲームのスコアを足した数を5で割れば、平均(アベレージ)が出てきますね、その点数がその人の腕前ということになります。 算国理社の4科目の合計と平均でもよいと思います。 

*割合の問題が出てくるのは小5からですが・・進学塾に通うようになれば、4年生位から、当たり前のように出てきます。 確率(確からしさ)の問題も重要です。 我々の行動の基準はほとんどが確率で判断するようになってます。 子供たちが夢中になるゲームも基本は確率判断とスピードですから。

割合の問題は中学入試への明暗を分ける

(例あげれば)1Lで17km走る車があります。 3Lでは何km走れますか? 17×3=51km ここまでは大抵の子が正解しますが、0.5Lでは何km走れますか?という問いに戸惑いを見せる子がいます。 17×0.5となりますが、その計算に納得できない子がいます。 3Lであれ0.5Lであれ、3も0.5も同じ数なのだから、かければよいのだ!とそのまま進める子は良いのですが、納得できないことには前に進めない・・という”不器用な子”もいます。 こういう納得できないことは進めないと考える子は文系頭な子が多く、能力が劣っているわけではありません。 理系頭の子は、ルールに従っていれば最強と考えようになります。

長針と短針のある時計を壁にかけよう! デジタルじゃダメなんです。 長針と短針のある時計を見ながら時間の概念・感覚を身に付けること。 朝起きて学校に行くまでに「急ぎなさい!」とか親は子に伝えていると思います。 親子で一緒に時計を見ながら、「あと15分しかないでしょ、だから急ぎましょう!」と声をかけるようにすると、慣れてくれば、子供自ら時計を見ながら判断して学校へ遅れないようになります。 大人になれば、いつの間にか時間の感覚は身に付きますが、(大人になると覚えてないでしょうが)、子供にとっては時計を見ながら、時間の感覚を把握し行動することは難しいことだったんです。 5年生になるころから、速度の問題が出てきますね、30分を1/2時間、20分を1/3時間と考えることも易しくなります。 デジタルじゃなく、長針と短針のある時計を見ながら、行動を取り仕切っていくことはとても大切で役に立つことなのです。

*整数も少数も分数も同じ数であることを理解しよう! 整数も少数も分数も特別な数ではなく、計算上では同様の数として躊躇わず使えるようにすることが算数が得意か不得意かの肝になることを(親は)心得ておきましょう。 1Lが150円のガソリンがあるとします。 今日は20Lくらい入れるとすると何円くらいになるでしょう?という謎かけでもよいのです。 150×20=3000円となるところまでは理解できますが、10.5L入れると何円になりますか?と子供に尋ねると、困った顔をするかもしれません。 150×10.5とすれば何円かはでてきます。 まさか、ガソリンスタンドで0.5Lガソリンを入れる人はいないと思いますが、0.5L入れるとすると何円になるかは150×0.5とすれば75円となります。 分数に関しても同様で、1個150円のリンゴがあります。 3個ではいくらになりますか? 150円×3=450円 10個買うなら10倍すればよいことで、まさか、リンゴを1/2こ買う人はいないと思いますが、150×1/2=75円となります。 ・・このように、整数であれば分かったことが、少数、分数となると途端に思考停止する子供がいます。 (システム化脳)を子供のころから訓練しておくために、算数に関してはルールに従っておけば最強であることを子供に知ってもらい理解させることです。 整数でできることは、少数、分数になってもやり方は変わらないことを習慣づけることが大切です。