ますます流行る中学受験

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＊主要な駅前には進学塾の看板がならぶ

＊世間の風潮は恐ろしい

＊年間費用が５０～７０万かかるのは普通

＊公立中に行くという確かな選択肢を取る

＊親にとっても、我が子も納得する・・

＊主要な駅前には進学塾の看板がならぶ

新宿、渋谷は当然として、世田谷区内もしくはその周囲で言えば、下北沢、三軒茶屋、自由が丘、用賀，成城などの駅前は進学塾の看板で溢れている・・というのが現状です。　そうなると、お寺や神社、教会などより多く、進学塾教なる”宗教”が最寄りの駅前を覆いつくし、大切な子を持つ親にとっては、塾に行かせないことは”悪いこと”、”罪なこと”に思えてしまう‥そんな状況にあります。　

教育を考えるときに、進学、その中でも中学受験は”して当たり前”、”しないと教育不熱心な親”というレッテルを貼られる時代になっているといってもよいでしょうね。　

楽しく有意義な人生を送るために勉強があるのであって、お金や出世のためではない‥親としての心得

＊世間の風潮は恐ろしい

私も、子供を３人持つ親御さんに相談を受けたことがあって、周りの”ちゃんとした教育を受けさせよう”とする親御さんたちは皆、進学塾入塾テストに向けて勉強をし始めている・・ので、うちではどうしよう？と悩んでますと。　

＊年間費用が５０～７０万かかるのは普通　

進学塾の年間費用は５０万から７０万くらいかかるのが普通なので、うちでは３人の子供がおり、とてもじゃないが”経済的に無理”ということで悩んでる‥そうです。　だからと言って、子供が周り子同様に塾に通いたい・・と言いだしたら、親としては”勉強するな！”という状況を作ってしまうことになるので、そこでも悩んで言います・・と。

塾に通わせるお金はなくても、「優れもの教材」くらいは買えるはず：親子共々、言い訳はなしにしたい

田舎に住んでいることを言い訳にはしない：優れもの教材は誰にでも手に入る

＊公立中に行くという確かな選択肢を取る

こうして考えていくと、ちゃんとした親なら子に中学受験させて当たり前と多くが考えるようになれば、そこで敢えて”中学受験しない、公立に進む”という意思決定としないといけない時代でもあります。　おかしな時代になっていると思われることが、公立小から公立中に進み、都立高を受験する‥と言う流れが、教育不熱心なほっぽらかしな家庭と”意志をもって公立中に進む”ということが同列に並ぶことになってしまう。

公立中学に通う生徒：周囲の子供たちの学力レベルが低く、質が悪い場合の対処法

公立中高一貫校　学力検査でなく適性検査

＊親にとっても、我が子も納得する・・

中学受験しないならしないで、子供自身にとっても親にとっても、中学受験と相応な選択肢があることを周囲（の親）にも”なるほど・・”と思えるような（客観性のある）選択肢を示したやらないと友達関係でも”浮いてしまう”ような状況が生まれる。

うちの子はサッカーのクラブチームへ入っているからとか、英語塾で徹底した英会話を学ぶとに集中したいから、将来は留学したいし・・とかがあればよいが、自由奔放に子育てをしたいと考える親にとっては、とても肩身の狭い状況になってしまうことが問題なのです。

中学受験　不向きだと思ったら、潔く辞めること。その後の親の子へのフォローが大切

子供の優秀さは９歳までに決まる

＊子供の優秀さは９歳前後までに決まる

＊人の能力の基盤をなすものとは？

＊抽象概念を受け入れる基盤・素地がないと落ちこぼれる

＊学習能力の差が顕著になるのが９歳前後

＊”９歳の壁”を乗り越えられるか？どうか・・

＊子供の優秀さは９歳前後までに決まる

この「子供の優秀さは９歳前後までに決まる・・・”９歳の壁”とは？」という考え方（通説）は、長く塾長をした私自身の判断でも”真実”であると受け止めてます。　ただし、すべとの子供たちに当てはまるということじゃないです。　人は健康が一番だし、人間性が優れていること、その後に来るのが高学歴であること・・普通に考えれば、こんな優先順位があって良さそうです。　ところが、健康とか人間性などをすっ飛ばして、いきなり高学歴を優先順位のトップに持ってくるというのは社会が”歪んでいる”としか言いようがありません。

＊人の能力の基盤をなすものとは？

人の能力は、IQ、学力、記憶力といわれる「認知能力」と気付く力、やり抜く力、人と関わっていく力などの「非認知能力」とがあり、それらを総合する基盤が出来上がるのが９歳前後と言われてます。　ですから、その基盤が出来上がってないと、小４から小５にかけての学校のカリキュラムに付いて行けない・・という現実に晒されることになります。

＜認知能力と非認知能力＞　

具体的には、それまで整数ばかりを扱ってきたことから、抽象的な少数・分数の領域に入ってきます。　それまでの「大きな数を小さな数で割れば答えが出てくる」から「小さな数を大きな数で割らないと答えが出てこない」という割合の問題に直面することになるわけです。　それから、「桁」の問題も出てきます・・１０の位、１００の位では問題は起きませんが、日常では使わない小数点以下の数が出てくるわけです。　分数なども同様です。　

＊抽象概念を受け入れる基盤・素地がないと落ちこぼれる

小３位までなら、記憶の積み重ねやドリルを繰り返しやることで学びが成り立ちますが、小４以降では、このような抽象概念を受け入れる基盤・素地ができてないと学校のカリキュラムに付いていけなくなります、そして、落ちこぼれます。

＊学習能力の差が顕著になるのが９歳前後

だから、学習能力の差が顕著になるのが９歳前後なのです。　我が子が”９歳の壁”を乗り越えていないようなら、受験戦争には参加しないこと！　別の方法で、その子の未来を考えてやること！　・・学力だけではありません、人生は。　他に大切なこと才能を生かす道はいくらでもあります！　＜”９歳の壁”とは？＞

＊”９歳の壁”を乗り越えられるか？どうか・・

ここで乗り越えられる子は、自我に目覚め、チャレンジの仕方や方法論、人生へのベクトルを自分で決めていけるようになるわけです。　そこから、”成功体験”を積み重ねていくことができます。　また、そういう子でないと進学塾に行っても”お客さん”になってしまい、当然ですが、付いて行けない状況になります。　

＊幼児教育の問題が出てきますが・・

＊学習能力、地頭の良さ、遺伝子に組み込まれている

＊進学塾に通わせる意味があるのは・・

＊幼児教育の問題が出てきますが・・幼さが抜けないこの場合

”９歳の壁”を乗り越えられるどうか？ということは、同時に”幼児教育の問題になります。　　子供の好きなように遊ばせておけば勝手に乗り越えていく子が８０％くらいいますかね？　残りの２０％は、幼児教育によって、クリアできる・・と考えてます。　

＊学習能力、地頭の良さ、遺伝子に組み込まれている

学習能力に関しては、それくらい、地頭の良さ、遺伝子にどう組み込まれているか‥によって決まってしまう・・という、”不平等さ”があります。　ですから、境界線上にある子は親の工夫次第であり、本人の頑張りによるということです。

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＊進学塾に通わせる意味があるのは・・

そういう意味では、進学受に通わせる意味があるのは、学習能力の上位３０％くらいまでです。　それ以外だと思われる子供は、必要ならば、普通の学習塾に通わせればよいと思います。　無理に進学塾にしがみ付くようなことをすれば、”立ち直れないような挫折感”を味合うことになり、取り返しのつかないことにもなります。

進学塾に通わせて報われるのは上位２０％：普通レベルの子であれば、補習塾に通わせるか個別に通わせることが正解。子供に無理を強いないことがキモ

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