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*模試判定、A,B,C,D,E判定をどう判断するか? *家から通える区立・公立へは行かない場合の受験 *志望校は高めに設定し、落ちれば区立・公立校へ *「安全圏」とか「滑り止め」という言い方は止めよう *直前の頑張りは判定を覆す *最終的には本人が決める受験校
*模試判定、A,B,C,D,E判定をどう判断するか?
模試を受ければ、A,B,C,D,E判定というものが出てくる。 A判定であれば合格率80%以上、B判定は75%、C判定は50%、D判定なら25%、E判定では10%未満です。
A判定が出てる学校は、どうしても公立校、区立校に行く気がない場合を除いて、志望校として願書を出すことは除外します。
B判定であれば合格率は75%であり、「滑り止め」とか「安全圏」という言い方をします。
C判定であれば、合格率は50%であり、五分五分と考えてよく、ここを「第一志望校」ましくは「第二志望校」とすることが多く、
D判定なら合格率は25%くらいであり、「入れば、儲けもの校」でもありますが、ここを「第一志望校」する受験者は多く、
E判定では合格率10%未満となりますが、10%未満というのは、0%~10%を意味するわけで、0%に近ければ確実に落ちますから受験する意味はありませんが、10%近くの合格率があるのなら、ひょっとすると合格できる可能性はあります。 「記念受験」と言ってもよいでしょう。
*家から通える区立・公立へは行かない場合の受験
いずれかの学校へ合格することが大前提となりますから、A判定校を1校、B判定校を2校、C判定校を2校、D判定校は1校もしくは受験しない。 区域内で通える公立・区立校がとてもじゃないが、学べるような環境にない場合です。 特に女子の場合は深刻です。
*志望校は高めに設定し、落ちれば区立・公立校へ
E判定校1校、もしくは2校。 D判定校2校に留め、C判定校は受験しても良いが、合格しても行かないという選択肢もある。 この場合の受験は、合格すれば進学するが、落ちた場合は、公立・区立校へ進学し、再度、高校受験で勝負すると決めている受験です。
成長が遅く、無理な中学受験をさせるつもりはないが、しっかりした学力を付けておくための進学塾通いであり、高校受験を本番と捉え、この場合も「お試し受験」と考えてよいかもしれません。 この場合も、区域内で通える公立・区立校がある程度のレベルがある場合に限られます。
*「安全圏」とか「滑り止め」という言い方は止めよう
「安全圏」とか「滑り止め」にしか合格できなかった場合、その学校に進学してもモチベーションが上がりませんから、「安全圏」とか「滑り止め」という言い方は止め、第二志望校、第三志望校という言い方にしましょう。 仕方なく進学した学校とか、来るべきじゃない学校に来た‥と言うことになれば、その学校に通うこと自体が惨めになるからです。
*直前の頑張りは判定を覆す
E判定校と出ていれば合格率25%なのですが、直前の頑張りようであったり、当日の”気合”によっては、判定を覆し、合格できる可能性は十分にあります。 したがって、1ランクアップは十分に見込める話です。
その逆もあり、試験当日上がったり、緊張しすぎたりして、実力を発揮できることなく、75%の合格率の出てるB判定校を落ちてしまうこともあります。 合否のボーダーライン上に受験生の多くが位置し、当日の出来次第で合否は覆ってしまうと言われてます。 例えば、倍率が5倍の入試の場合、再度の試験があれば合格者の30%は入れ替わってしまう・・といデータがあるくらいです。
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*最終的には本人が決める受験校
受験校を決めるのは、最終的には本人に決めさせましょう。 三者面談(子と親と塾教師)で子供が納得できるような説明をし、多くの情報を与えることが重要ですが、最終的には受ける本人の意向・決定を大切にしましょう。
30年前と現在では、”学校の序列”はかなり違ってますから、親の側からすれば”違和感”のある志望校決定をすることにもなりますが。そこで親が口を挟むと子供は混乱しますから、出来る限り”乱暴な言い方”は避けましょう。 たとえば、「・・ぇえ!できない奴が行く学校じゃないか」とか。
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