中学受験 大学受験 どちらが難しい?

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受験のホームドクター【代々木進学会】



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受験のホームドクター【代々木進学会】

小中学生対象の通信教育【デキタス】誕生♪

*最難関大学に進学した学生にとっては・・

*なぜ、中学入試の方がキツイと感じたか?

*大学受験の方がキツイと思えた学生は・・

*住んでる地域により違います

*最難関大学とは言えませんが、早慶進学では・・

*成功体験だけでなく、悲惨な現実もあります

*いずれの場合も、中学受験のメリットは大きい

*最難関大学に進学した学生にとっては・・

その大部分の学生が中学受験の方が大変だった、難しかったと回想している。 私立名門校といわれる偏差値75を超えるような中高一貫校に入るには、倍率的にも中学入試の方が高いこと。

*なぜ、中学入試の方がキツイと感じたか?

なぜ、キツイという認識だったのか? 先ずは、”既定路線”に乗せられた感があって、入った進学塾の雰囲気に呑まれて、親の予てからの希望があってのことだったりと、その子自身の意志とは無関係であり、”やらされた感”があったからでしょう。 遊びたい盛りに、土日まで勉強してたのですから・・ 

また、勉強時間を比較しても、小学時においても、土日に10時間以上は勉強していたというのは普通のことで、大学受験ではそれ程までには勉強時間を割いてないのですね。 なぜ、大学受験で小学時よりもキツクないのか?と言えば、一番目には小学時よりも体力的に余裕があること、中高一貫校であれば、6年間かけて基礎から応用までじっくり勉強する時間があったこと。 また、個々によって違いますが、大学受験が進学塾に通うことなく、校内だけで完結し、時間的余裕があったことでしょう。

また、小学生の受験では、昼の学校が終わってから(16時過ぎに始まる)塾の勉強であり、時間的にも体力的にもキツかったというのは当然のことと思えます。 それと、ご両親の協力なしには成り立ちません、送り迎えなど。

*大学受験の方がキツイと思えた学生は・・

一方で、大学受験の方がキツイと思えた学生は、入学した中高一貫校が最難関校ではなかった(偏差値65~70位の中高一貫校に入学した)学生が多く、そもそも、大学受験においては最難関大学に進学するような”既定路線”が敷かれることもなく、ごく一部の最上位な生徒だけが最難関大学に進学するような状況であったと思われる。 したがって、他の生徒が楽しく部活に励んでいる間も、自分だけは忍んで勉強していたことでしょう。

*住んでる地域により違います

地域性に因るところもあります。 大都市部に住んでいた生徒にとっては、中高一貫校受験では、偏差値75以上の最上位校から、偏差値70前後の第二、第三志望校まで受験することが可能ですが、地方においては、その県内に最上位校がなく、県外へ進学するのであれば、寮生活を強いられるとか、いろいろとハードルは高いのです。 ですから、自宅から通える範囲で中高一貫校を選べば、最難関大学進学が”既定路線”になっているような中高一貫校は受験することも進学することもできません。

*最難関大学とは言えませんが、早慶進学では・・

中学受験で早慶に合格するよりは、それなりのレベルの中高一貫校からの大学受験で早慶に入学するほうが、体力的にも時間的なキツサを考慮すれば、易しいし、入りやすいと(塾長は)確信を持って言えます。 

ただ、その生徒にはその生徒の頑張れるという意味でのピークがありますから、中学受験で相対的にピークを迎えると思われる生徒もいれば、大学受験で心身ともに充実した状態になる生徒もいますから、一概には言えませんが。

*成功体験だけでなく、悲惨な現実もあります

これまで書いてきたことは、最難関校に入れた成功体験ばかりですが、現実的には”悲惨な現実”も多くありますので、その実態を記しておきます。

中高一貫校を目指し、進学塾へ通い、第一志望校もしくは第二志望校に入学でき、大学受験でも希望する大学へ進学できた。 このように”エリート”として人生のスタートを切れた人(子供)は進学塾に通った子の中でも20~30%くらいでしょうか。 

現実に、進学塾へ通い続けることは、体力的にも精神的にも経済的にもかなりキツイことですからね、上位の成績を修められ、中学受験でそれなりの結果を得られれば、いろいろな葛藤があるでしょうが、”納得”できるでしょう。 

納得のいく結果が得られず、成功体験も持てず、中位中高一貫校に入学できた場合、入学後、再度のリベンジとして難関大学受験に向けて頑張れる生徒は良いのですが、反抗期が重なり、心身ともに疲れ切り、無気力状態に陥る子を多く見てきました。 人生の中で、最も活力が育まれる時期に、その大切な活力が失せてしまうことですから、その子の人生にとっては”破滅的”なことが起こったとも言えます。

体力的にも精神的にも経済的にも続かず、途中で受験勉強を辞める子も少なからずいます。辞める時期にもよりますし、潔く辞める選択した場合は良いのですが、止めざるおえない状況に追い込まれて辞めるのは、その子にとっては”遺恨”が残るのです。

*いずれの場合も、中学受験のメリットは大きい

無理な受験でなければ・・という条件が付きますが、中学受験に真剣に取り込むことは、教養の基盤となる知識量を格段に増やすことができる。 世界観が広がり、思考力を高め、そして忍耐力を養うには最適なのです。 

ここで、書いているのは、あくまでも小学生にとっての主要4科目、中高生にとっての主要科目の出来不出来の話であって、部活動などを通して培われる「人間性」の問題とは別の話ですから・・



<次へ> こんな親の下では、子は勉強しない

”成功体験” 幼児期に身に付ける

子供の学びは「楽しく在れること」が最重要

”9歳の壁” 認知能力と非認知能力

”9歳の壁” 落ちこぼれる子供たち

一般的な認識としての「子育てのキモ」 

核家族化が進み、親戚や兄弟などのアドバイスを受けにくい

親が子供を見守るとき、何より大切なのは「忍耐力」

適性こそ、最大のテーマになるべき

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子供の学びは「楽しく在れること」が最重要

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。 そして今、老年期を迎え、「楽しく生きること」への模索を綴ってます。

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