[ 子育て相談箱 ] 学びに繋がるゲーム 優良なゲーム

ゲームといえば、子供にとって「ただの遊び」という印象が強いですが、実はその背後に教育的な価値が潜んでいます。子供にとって為になるゲームは、まるで隠れた宝石のような存在です。そこで今回は、親御さんが子供の成長に役立つゲームを見極めるポイントや活用方法について、塾長の視点で独自の見解を交えながら解説します。

1. 創造力を解放するゲーム:「Minecraft(マインクラフト)」

まずご紹介するのは、子供たちにとっての「デジタルレゴ」とも言えるマインクラフト。ブロックを使って自由に世界を作り上げるこのゲームは、子供たちの創造性を無限に引き出す力を持っています。例えば、お子さんが「今日はお城を作る!」と言って、夢中で設計図を書き、ブロックを組み立てていく姿を見たことはありませんか?その過程では、空間認識や論理的思考が自然と鍛えられます。

面白い視点・・

一般的に「マインクラフトは教育的」と言われますが、親御さんが子供と一緒に遊ぶことで、その効果がさらに倍増します。たとえば「どうやって効率的に資源を集めるか?」という問いかけをするだけで、問題解決力を引き出すことができます。「お母さんと一緒に材料を集めて、どんな家を建てたい?」というコミュニケーションが、家族の絆を深めるきっかけになるのです。

2. 論理的思考を磨くゲーム:「Portal 2」

次に取り上げるのは、パズルゲームの金字塔「Portal 2」。このゲームは、まるで頭の中で「スイッチ」をカチッと入れるような感覚を味わえます。空間に「ポータル」という穴を開けて行き来するのですが、これが意外と奥深い。お子さんが「どうすれば次の部屋に行けるんだろう?」と考え込む姿を見ると、まるでパズルを解く探偵のようです。

面白い視点・・

このゲームの最大の魅力は、間違えることで学べる点です。親御さんには、子供が失敗したときに「なぜうまくいかなかったのか」を一緒に考える機会を提供するという点で、お子さんの成長に深く関わるチャンスが生まれます。試行錯誤を通じて「失敗から学ぶ」という教育の本質が詰まっているのです。

3. 数学を楽しく学べるゲーム:「DragonBoxシリーズ」

数学に苦手意識を持つお子さんにとって、このゲームは救世主のような存在です。代数の概念を楽しみながら理解することで、「xって何?」という疑問も、まるで魔法のように解けてしまいます。塾長個人としては、最もおすすめのゲームですので、是非、手に入れてください(宣伝するつもりはありません・笑)

面白い視点・・

実際に子供と一緒にこのゲームをプレイし、「今日はママも一緒に数式を解いてみるね」といったアプローチをすると、親子での学びの時間がより豊かになります。「教える」というより「一緒に発見する」という姿勢が、お子さんにとっても(親御さんにとっても)数学を身近で楽しいものに変えるきっかけとなるでしょう。

4. 戦略的思考を鍛えるゲーム:「Civilizationシリーズ」

「子供に歴史を学ばせたいけど、教科書だけじゃ興味を持たない…」そんな時におすすめなのがこのゲーム。文明を築き上げ、戦略を練りながら国家を発展させる過程は、まるで歴史教科書が動き出すような体験です。

ただ遊ばせるだけではなく、「今日はどんな国を作りたい?」と話し合いながら進めると、お子さんの中にあるリーダーシップや判断力が引き出されます。親子で「今回は平和な国にしようか、それとも軍事的に強い国にしようか」といった会話を交わすことで、ゲームの中で学んだことを現実世界に活かす力が自然と育まれます。

5. 身体を動かすゲーム:「Just Danceシリーズ」

画面の前で踊るだけと思いきや、これは立派な運動です。特に家で過ごす時間が多い現代の子供たちにとって、ゲームを通して身体を動かすのは貴重な機会です。

「ただ踊るだけではなく、親御さんも一緒にプレイすることで、家族の運動会に早変わりします。」「この曲ならママも踊れるわよ!」と誘ってみることで、お子さんと一緒に楽しむ時間が増え、運動嫌いの子でも楽しみながら身体を動かす習慣が身につくでしょう。

ゲームを活用する際のポイント

① 時間管理は親子で一緒にルールを決める
どんなに良いゲームでも、プレイ時間が長すぎるのは問題です。あらかじめ「1日30分まで」など、ルールを作り、そのルールを親子で守ることが大切です。

② コンテンツの年齢に合った選択
ゲーム選びは親のセンスが問われるところ。「ちょっと難しいけど一緒にやってみようか」と、子供の成長を見据えたゲーム選びをすることで、子供の興味を広げることができます。

③ 親子でのコミュニケーションを大切に
「今日のゲームはどうだった?何か新しい発見はあった?」といった会話を大切にすることで、ゲームの効果は倍増します。親御さんも一緒にプレイすることで、子供にとっての「ゲーム時間」は単なる娯楽から「学びと成長の時間」へと変わります。

ゲームは単なる時間つぶしではなく、使い方次第でお子さんの成長を促す素晴らしいツールとなります。親御さんもぜひ一緒にプレイしながら、その教育的な可能性を最大限に引き出してみてください。

小学生の子供を持つ親御様へ

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算数が苦手な子供には・・ 

計算が雑で、字が薄く、なかなか答えが合いません

計算は得意ですが、文章題が苦手です

算数は得意ですが、国語の読解力がありません。良い対策は?

少数・分数が出てきたてから、理解できず、落ち込んでます

算数の割合の問題でつまずいてます。対策は?

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国語が不得意な子供には・・

評論文、説明文は読めても、随筆文、小説文が苦手

漫画が、子供の成長を大きく促すというのは事実か?

理解することは出来ても記憶することが苦手

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その他、様々な環境下において・・

宿題をやらない、忘れ物が多い、朝起きられない

「小1に壁」について

「9歳の壁」について

夫はエリートですが、息子は私に似て勉強が苦手です

学校の担任との相性が悪そうです。改善策は?

夫は優秀だが、私の遺伝なのか、子が勉強しない

中学受験を止めたら、教育不熱心な親と思われるようになった

自分がチャリで走り回れる地理にしか興味がありません

新聞はとってません。ネット環境だけで大丈夫でしょうか?

スマホを持たせるのは、何才くらいからが良いか?

STEM教育と日本の教育システムの相性は?

地頭が良くなる生活習慣はありますか?

海外へ留学させたいが、その時期と手順を知りたい

AIの急激な進化に因る、未来の子供に求められるものは?

小学生の時点で英語はどこまでできればよいか?

お勧めの漫画やアニメを具体的に教えてください

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。 そして今、老年期を迎え、「楽しく生きること」への模索を綴ってます。

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