[ 悩み 子育て ] Q&A「小1の壁」について

「小1の壁」という言葉は、多くの親御さんにとって一度は耳にする言葉ですが、その実態や対処法についてしっかり理解している方は少ないかもしれません。この壁は、単なる子どもの成長過程の一部ではなく、親子が共に乗り越え、深い絆を築くチャンスとも言えます。ここでは、一般的な解説に留まらず、親子の成長に焦点を当てた視点から、「小1の壁」を乗り越えるためのヒントをお伝えします。

Q&A形式:「小1の壁」を乗り越えるために親ができること


Q1: 「小1の壁」とは何ですか?

塾長の答え:
「小1の壁」とは、子どもが小学校に入学し、これまでの幼児期とは異なる生活リズムや学びの環境に適応しようとする中で感じる困難のことを指します。例えば、以下のような変化が挙げられます。

  • 学校の決まったスケジュールに従う必要がある。
  • 宿題や勉強という新しい課題に直面する。
  • 集団生活でのルールやコミュニケーションが求められる。

これは親にとっても、子どもの成長に寄り添いながら新しい生活に対応していく挑戦の時期です。


Q2: 学習面で「小1の壁」を感じたとき、どう対応すれば良いですか?

塾長の答え:
子どもが「勉強が難しい」と感じるのは自然なことです。この時期に大切なのは、遊びの延長線上で学びを体験させることです。

エピソード:
ある親御さんが、算数の宿題を嫌がるお子さんに対し、「じゃあスーパーで計算ゲームをしよう!」と声をかけた例があります。「リンゴが2つで200円、バナナが3つで300円、全部でいくら?」といった形で実生活に結び付けたところ、お子さんはゲーム感覚で楽しみながら学びました。この方法により、子どもは数字の意味をより実感し、「勉強が楽しい」と感じるようになりました。


Q3: 子どもの生活リズムが整わない場合、親はどうするべきですか?

塾長の答え:
子どもは親の行動をよく観察しています。そのため、まず親自身が規則正しい生活を送ることが鍵です。

アドバイス:
親が早寝早起きを実践し、「今日はみんなで7時に起きて朝ごはんを食べよう!」と声をかけることで、子どもも無理なく新しい生活リズムに馴染むことができます。特に朝のルーティンを作ることは効果的です。親と一緒に歯を磨く、着替えるなど、楽しみながら習慣を作りましょう。


Q4: 集団生活や友人関係に悩む子どもをどうサポートすれば良いですか?

塾長の答え:
友達関係の悩みは、小学校生活で頻繁に起こるものです。この時期に大切なのは、子どもの話をじっくり聞き、安心感を与えることです。

エピソード:
あるお母さんが、「友達に無視された」と泣いて帰ってきた娘さんに、自分の小学生時代のエピソードを話しました。「お母さんも小学生の時に同じ経験をしたよ。でも、その時、勇気を出して話しかけたら、次の日にはまた一緒に遊べたの」と伝えたところ、娘さんは「自分もやってみる!」と次の日に挑戦し、仲直りに成功しました。

親が自身の経験を共有することで、子どもは「一人じゃない」と感じ、前向きに問題に取り組む力を得るのです。


Q5: 親自身が「完璧でなければ」と思ってしまいます。どうすれば良いですか?

塾長の答え:
「完璧な親でいなければ」と思う必要はありません。むしろ、親が時には失敗する姿を見せることが、子どもにとって学びとなります。

アドバイス:
例えば、「お母さんも今日は疲れちゃったな。一緒にお風呂に入ってリラックスしようか?」と気持ちを素直に伝えることで、子どもも自分の感情を表現しやすくなります。失敗を隠すのではなく、共有し、一緒に解決していく姿勢が大切です。


Q6: 「小1の壁」を乗り越えるための親子の取り組み方を教えてください。

塾長の答え:
「小1の壁」を乗り越えるためには、親子で以下のステップを踏むことが効果的です。

  1. 子どもの話を聞く: 子どもの気持ちや悩みを聞くことで、不安を取り除きます。
  2. 小さな成功体験を重ねる: 「今日は宿題を全部終わらせたね!」と具体的に褒め、達成感を感じさせましょう。
  3. 共通の目標を持つ: 例えば、「運動会までに早起きを頑張ろうね」と短期的な目標を立てると、子どもは達成感を得やすくなります。
  4. 焦らない: 成長には時間が必要です。親が焦ると、子どもにもプレッシャーが伝わります。長い目で見守りましょう。

まとめ:
「小1の壁」は子どもだけでなく、親にとっても成長のチャンスです。親が焦らず、子どものペースに寄り添い、一緒に取り組むことで、この壁を乗り越えることができます。親子で「学び合う」姿勢を大切にしながら、楽しく、ゆっくりと進んでいきましょう。これが、次の成長ステップへの大きな一歩となるのです。

それと、この記事をお読みなっている親御さんがいるなら、是非、自分人が小1に上がった頃の記憶があるでしょうか?しっかり思い出してください・・私はとっても不安だったことを昨日のことのように覚えてますよ・・このように、時には子供目線に戻ってみることをお勧めします。

小学生の子供を持つ親御様へ

*ゲームにハマって、勉強には興味を示さない子供が増えてます。

ゲームに夢中で勉強しません

ゲーマーに憧れている、このままで良いのか?

我が子がゲームに夢中で、現実を疎かにしがち

ゲームは時間の浪費でしょうか?役に立つとは思えません

父親と息子のゲーム対決、これがコミュと言えるか?

様々な戦略は立てられるが、思考力と論理力は培われるか?

漫画やアニメと比べれば、ゲームは単なる消費文化か?

SNSでのトラブル、小6女子

:

スポーツクラブに所属、習い事で、勉強する時間も体力もない子供もいます。

父親の影響もあって、サッカーにしか興味がありません

サッカークラブに属し、勉強時間がない

生徒会などには積極的だが、肝心の勉強が疎かになる

モノ作りが好きで、受験には興味がない

:

算数が苦手な子供には・・ 

計算が雑で、字が薄く、なかなか答えが合いません

計算は得意ですが、文章題が苦手です

算数は得意ですが、国語の読解力がありません。良い対策は?

少数・分数が出てきたてから、理解できず、落ち込んでます

算数の割合の問題でつまずいてます。対策は?

:

国語が不得意な子供には・・

評論文、説明文は読めても、随筆文、小説文が苦手

漫画が、子供の成長を大きく促すというのは事実か?

理解することは出来ても記憶することが苦手

:

家庭環境に問題がある場合

母子家庭です。父親がいなことのハンデを克服するために・・

父子家庭です。娘にへの対応の難しさを実感してます

母親が子離れできない場合の対処

祖父母が甘やかすので困っている

(母親)子供に対して、イライラが止まらない

塾へ通わせたいが、経済的余裕がない

塾に通わせたいが、送り迎えが出来ない

頑張り屋さんですが、友達が出来ません

地方に住んでいることもあり、近場に良い塾がありません

自然豊かな田舎生活を送っているが、子供の将来に不安もある

もう一人子供が欲しいが、教育費や養育費に不安がある

:

その他、様々な環境下において・・

宿題をやらない、忘れ物が多い、朝起きられない

「小1に壁」について

「9歳の壁」について

夫はエリートですが、息子は私に似て勉強が苦手です

学校の担任との相性が悪そうです。改善策は?

夫は優秀だが、私の遺伝なのか、子が勉強しない

中学受験を止めたら、教育不熱心な親と思われるようになった

自分がチャリで走り回れる地理にしか興味がありません

新聞はとってません。ネット環境だけで大丈夫でしょうか?

スマホを持たせるのは、何才くらいからが良いか?

STEM教育と日本の教育システムの相性は?

地頭が良くなる生活習慣はありますか?

海外へ留学させたいが、その時期と手順を知りたい

AIの急激な進化に因る、未来の子供に求められるものは?

小学生の時点で英語はどこまでできればよいか?

お勧めの漫画やアニメを具体的に教えてください

:

親子関係と子供の様々な性格的問題・・

反発することばかりで、親の言うことを聞こうとしない

何事にも積極性はなく、将来が心配

何事にも積極性をもって望んでほしいが、思索があれば・・

小学3年生ですが、落ち着きがなく、集中できない

学校のカリキュラムに付いて行けません。アドバイスを・・

学習能力が低く、将来、経済的自立が難しいことを危惧してます

約束を守れません。対策は?

4年生になった頃から、学校を休みがちです。この先が心配

何をやっても他者よりも劣っており、コンプレックスの塊に

我が子の性格から、虐めの対象になるのではないか、心配

我が子がいじめの対象にならないでほしい

小学校へ上がるハーフの子を持つ親ですが、心得を知りたい

周囲への気遣いで、疲弊している子供が可哀そう

我が子のキレやすい性格を直したい

叱り方が分からない

偏食が過ぎる子供はどうすればよい?

男の子の育て方が難しい

虚言壁のある子を治すには?

友達に乱暴な子がいる、友人関係に不安

言い訳ばかりして、真剣に取り組みません

言い訳をするのでなく、責任感のある子に育ってほしい

自分よりできない生徒もいるし、上を目指そうとしない

目立つことを避け、何事もほどほどに・・

孤立することを恐れ、誘いを断れない

やれ!と言えばやるが、言わなければやらないループに入ってしまう

小学4年生、知的好奇心旺盛な子にしたいが・・

忍耐力のある、頑張りの利く子供にしたい

何事にも欲がない

頭の悪いせいにして、勉強に頑張りがない

ネガティブ思考が強く、積極性に欠ける

サボり癖が抜けない

自分の意見をしっかり言える子にしたい、小学5年

周囲に流されやすく、自己主張がない

根拠のない自信ばかりで、真剣さが感じられない

目立つことを恐れているのか、意識的に手を抜いた勉強をする

我が子は学校を休みがちだが、そのことを夫には相談できない

:

<戻る> [ 子育て相談箱 ] 

投稿者:

xs136481

個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。 そして今、老年期を迎え、「楽しく生きること」への模索を綴ってます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です