[ 子育て相談箱 ] SNSでのトラブル、小6女子

SNSの普及が進む中、小学校6年生の女子がトラブルに巻き込まれるケースが増えています。この現象をどう受け止めるべきか、塾長として50年の経験から親御さんにアドバイスさせていただきます。一般的な解説ではなく、私が感じてきた本質に迫りつつ、具体的な例を交えてお伝えします。

SNSが子どもに与える影響を正しく理解する

まず、SNSは友達との連絡や情報共有が便利な一方で、コミュニケーションの問題が起こりやすいツールです。小学生の心はまだ未熟で、言葉の行き違いや誤解に敏感です。例えば、「友達が返信をくれない」といった些細なことで、「自分は嫌われているのでは?」と不安に感じることもあります・・このような事態に(心理的に)落ちるのは、大人の私たちでも例外ではありません。これは子どもの視野がまだ狭く、物事を客観的に見る力が十分に育っていないからです。親御さんには、子どもがこの段階にいることを理解し、安心して相談できる環境を整えてほしいと思います。

子どもの言葉に耳を傾ける大切さ

長年塾長をしていると、「お母さんやお父さんに言ってもどうせわかってくれないから…」と心を閉ざす子どもを多く見てきました。親御さんに求められるのは、まず子どもの話を「聞く」姿勢です。たとえば、ある生徒がSNSで誹謗中傷を受けたとき、その子は「こんなこと、親に言ったら怒られる」と感じていました。叱るのではなく、「それは辛かったね」「どうしてそんなことが起きたのか一緒に考えてみよう」と受け止めることで、子どもは自分から問題を共有するようになります。親が感情的になるのではなく、一緒に問題解決に取り組む姿勢を見せることが、子どもにとって何よりの支えとなります。

SNSのルールとマナーは「家庭の習慣」にする

私の塾では、学習だけでなく、家庭での習慣がその子の成長を左右することを繰り返し伝えています。SNSに関しても同様です。たとえば、毎晩9時以降は家族全員がスマートフォンを使わない時間を設けるなど、「SNSの時間制限」を家庭全体で守ることで、子どもも無理なくルールに従うようになります。これは、子どもに一方的に押し付けるのではなく、親も一緒にルールを守ることで、子どもが「これは我が家の大切な約束なんだ」と感じるようになるのです。例外的に、仕事の連絡待ちだとかもありますから、連絡あればメール確認はするが、自らはしない・・と、親自身が決めることですね。

トラブルが起きたときの「冷静さ」が鍵

ある日のこと、SNSでトラブルに巻き込まれた生徒が「どうすればいいか分からない」と涙ながらに相談してきたことがあります。そのとき、親御さんが冷静に対応できるかどうかが子どもの未来を左右します。「どうしてこんなことに…」と感情的になるのではなく、「何があったのか順を追って教えてくれる?」と冷静に向き合う姿勢が、子どもにとっては救いになります。仮にトラブルが大きくなった場合は、学校や専門家への相談も検討すべきです。その際も、親が落ち着いて行動することで、子どもは「大丈夫、ちゃんと解決できるんだ」と安心感を得るのですし、実際に解決して様を見せることも重要ですね。

SNSの使い方を学ぶことは「生きる力」を育む

トラブルの芽を摘むことが目的ではなく、その過程で子どもが「自分を守る力」を学ぶことが大切だということです。SNSは、これからの時代において欠かせないコミュニケーションツールです。完全に遮断するのではなく、使いこなせる力を育てることが、子どもたちの将来にとって何よりも大切です。親御さんも、子どもと一緒にSNSを学び、共に成長していく姿勢を持つことが、最終的には「安全な使い方」を身につける一番の近道なのです。

こうして親御さんが寄り添い、子どもと一緒にSNSの使い方を学ぶことで、単にトラブルを防ぐだけでなく、子ども自身がSNSを通して学び、成長する力を身につけていくのです。これは決して難しいことではなく、「親子の信頼関係」を築くための一つのステップなのです。

小学生の子供を持つ親御様へ

*ゲームにハマって、勉強には興味を示さない子供が増えてます。

ゲームに夢中で勉強しません

ゲーマーに憧れている、このままで良いのか?

我が子がゲームに夢中で、現実を疎かにしがち

ゲームは時間の浪費でしょうか?役に立つとは思えません

父親と息子のゲーム対決、これがコミュと言えるか?

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漫画やアニメと比べれば、ゲームは単なる消費文化か?

SNSでのトラブル、小6女子

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スポーツクラブに所属、習い事で、勉強する時間も体力もない子供もいます。

父親の影響もあって、サッカーにしか興味がありません

サッカークラブに属し、勉強時間がない

生徒会などには積極的だが、肝心の勉強が疎かになる

モノ作りが好きで、受験には興味がない

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。 そして今、老年期を迎え、「楽しく生きること」への模索を綴ってます。

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