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人の悩みというのは詰まるところ「他人からどう思われてるいるか？」に尽きると思われる。 これは、子供にとっても親にとっても当てはまることなのです。
積極的不登校ではなく、不登校にならざるをえない状況にある不登校生において・・我が子が学校を頻繁に休むようになった時、（多くあるケースですが）夫から子育ては母親に任されているケースが多く、我が子の不登校が始まると、「子供が学校に通わなくなったことは、夫には話せないし・・」ということになります。 この時点で、不登校になりつつある子供へのケアは遅れることになる。 自分（母親）がどうにもこうにもならなくなった状況で初めて夫へ（子の不登校を）打ち分けることになるとか、今では、ネットの普及により、知恵を得ようとしてネットを探り、解決方法を探るのでしょうし、カウンセラーへ相談のメッセを送るようなこともするでしょうね。 そして、状況が深刻化すれば、我が子を連れて心療内科へ訪れることになる。 こうして、よくあるケースを書いてきましたが、一番肝心なことが抜け落ちてますよね？
学校へ通えなくなった、通わなくなった子供自身の辛さは蔑ろになってます。 結論から言えば、我が子の辛さを考える前に（子供が不登校になったことを夫や周囲に知られたらどうしよう？どう思われるだろう？と考えてしまっているわけです。 逆に言えば、最初に我が子の学校へ通えなくなったことの辛さに母親が向き合っていれば、ことが深刻化する前に回避できた可能性も十分考えられます・・それができる親子関係ではそもそも不登校は回避できているかもしれません。 ですから、不登校の原因がそもそも母親（もしくは、父親の初期対応に問題があります。 それでも、おおざっぱな言い方をすれば、親の初期対応に問題のあるケースは（私の経験測によりますと）親に責任があるケースは全体の３０％くらいな気がします。
では残りの７０％はどのようなケースなのか書き記さなければなりません。 ７０％のうちの半分に当たる３５％は、子供の先天的疾患のある場合、疾患とは言えなくてもよく言えば個性でもありますが、周囲から理解されないケースもありコミュを取れないケースもあります。 残りの３５％ののケースでは学校の受け入れ体制の拙さから、もしくは、モンスターパーレントにより学校環境が著しく低下しているケースです。 ですから、いずれの状況であっても、親が肝に銘じなければならないことは、周囲の目を気にせず、我が子の置かれた状況に目を向けるべきです。
それから、子供が不登校になったのは親の育て方せいだ！と考えがちですが、確かにご両親に問題がある場合もありますが、他の要因にあることの方が多いわけです‥その証拠に、3人兄弟で末っ子だけが不登校になり、他の二人の兄弟は普通に学校に通っているケースも多くあります。 ・・ということは、その不登校の子だけに何か特別なことが起こっている可能性があります。 それらが先天的要因に在るのか、学校のクラス内で自分の居場所がないような状況にあるのか、友人関係でいじめの対象になりやすいとか、様々な状況が考えられます。
繰り返しになりますが、子供が学校へ通うことを嫌がるような気配が出てきたら、ご両親がその子としっかり向き合い、その子の置かれた状況をしっかり把握すること。 学校へ通わずして社会へ出て成功している人も多くいますから、学校へは必ず通わなくてはならない・・という”強迫観念”を持たないようにすること。 そして、我が子が不登校になろうと、隠さずに普通に振舞うようにしましょう。 そのことが恥ずかしいとか、ダメな親に見られそうとか、親自身が周囲からどう見られているか？などを気にしないようにしましょう。 周囲を気にすることによるストレスが親の側に発生すると、ますます子供の側にプレッシャーを与え、状況を悪くします。 行きたくない学校であれば、行かなくてもいいんだ・・という状況を作ってあげると、不登校によって子が病むような状況は避けられます。
それなら、不登校を容認するような状況になった場合、他に兄弟がいる場合であれ、ひとりっ子であれ、家庭内でその子の居場所をしっかり確保できるかどうか、ご両親を中心とした親族内での理解をしっかり得られるかが・・先ず第一の問題です。 特別な子として扱うのではなく、そういう子もいるんだ・・ということとして。
次の問題は、子供であれば学びの場を確保しなければなりません（スマホを与えとけば、そこから世界が広がり、ゲームに夢中になっているのであれば、ゲーム仲間ののコミュニティーに属することもできるわけで、孤独になることもなく、精神を病むことは避けられますし、ゲームだけではなく、様々なネットなどへもアクセス可能であり、好奇心の強い子であれば自ら学ぶようになります）。 ですが、ゲームだけを一日中やり、遊び惚けてるわけにはいきません。 しっかりした学びの時間を確保する必要があります。 引き籠りになっては心身ともに悪影響は出てきますから、公的機関へ相談し、外に出かける機会を作ってあげる必要があります。 コストのかかる話にはなりますが、家庭教師を雇うとか、塾に通わせるとか。 年齢・学年的な問題がありますが、大学入学検定試験をパスすれば大学・専門から学校へ行けることにもなるわけですから、義務教育期間は学校へ通うことはパスし、高校からN校などへ通う方法もありです。 ちなみに、大学入学資格試験は中学卒業程度の基礎学力があれば簡単にパスすることが出来ます（当然なこととして、高校で学ぶ内容も出るわけですから、独学で‥ということは難しく、誰かに習う必要が出てきます。独学が難しい科目は数学と理科くらいで、その他の科目は義務教育レベルの知識があれば誰でもパスできるレベルです）。 N校も特に難しい選抜があるわけでもありません・・これらの問題に関しては、積極的不登校の場合も同様です。
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