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偏差値６０から６５前後の大学への内部進学について具体例をあげて詳しく書いていきます。 偏差値データは東進を参考資料としてます。
偏差値６０を超す内部進学校では、大学へそのまま持ち上がる生徒と外部進学目指す場合とがあります。 大学への内部進学へ軸足をとる内部進学校では、カリキュラム（授業内容）が内部進学用であり、外部受験生への考慮は乏しく受験相談への対応も熱心とは言えません。 また、内部進学生と外部進学生とをクラス別編成するような工夫もなされてません。
ところが、成城大学（偏差値６０）では、理系学部がなく、文系学部だけなので理系進学は外部進学せざるおえません。 クラス編成は、高２にから文系と理系に分かれ、内部進学生と外部受験生へと別れます。 内部進学をする場合でも、５段階平均評定が2.6以上で英検準２級取得でなければ大学への進学はせきません（その結果、１０％２０％は内部進学できません）。 昨今は、理系学部が人気上昇していることもあり、成績上位者の多くは外部受験を目指します。 文系卒業生の就職状況は悪く、成城大学を卒業しても、その状況はかなり厳しくなることが想定できます。
偏差値６５前後以上では、総合大学（文系理系の両方の学部がある）になっているケースが多く、内部進学にするか、あえて、外部受験にするか迷いどころでもあります。 文系学部は整っていることが多いので内部進学に迷いは出ませんが、理系学部には農学部、理工学部、医学部、歯学部、薬学部、看護医療系学部などと幅広く、外部進学せざるをえない場合も出てきます。 総合大学を抱えている内部進学校でも、外部受験生への対応に熱心な高校とそうでない高校がありますから、中学から入る場合には、外部進学生の対応がどうかは前もって調べておく方が良いですね。
＜進学指導進路指導＞
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