失敗する教育

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「失敗する教育」というネガティブなタイトルでブログは始まりますが、それは「失敗しないようにするための教育」を提案したいためで、そのためには、親が子に対してどうあればよいか、また、どうあってはならないかを、塾長キャリア50年の私が生徒と親との関わりの中で、気付いたこと、感じたことなどを”忖度抜き”で書き記してます

「成功する教育」というものはたぶんなくて、あっても、「そこそこ上手くいった子育て」程度のことだと考えてます。 そもそも、成功とは何をもって成功とするのか、その定義は曖昧であり、また、多様であり、現在、その子が何とか上手く生きてます・苦労はあるが生きがいある人生をやってます・・という程度のことだと思います。

親と子の関係が固定化してしまうこと> 親は、自分は親なのだから子の前では親らしく振舞わなければならない・・と思い込み、結果として子に対しては無意識のうちに”子供らしさ”を強要することになる。 ここに、親子関係の固定化が進み、親は親らしく、子は子らしく”演じる”ことをいつしか強いられ、息苦しい親子関係が家庭内で出来上がる。

親子であれ、先生と生徒であれ、人対人の対等な関係が基盤になければ、互いの個を尊重することは難しい。 このような状況を客観的に見れば、家庭内の息苦しさは想像に難くなく、例え、親子であっても適度な距離感と互いの尊重は必須ということです。 

母親のヒステリックな対応が子の心を潰す> 家庭内という密な空間であれば、とかく、感情的になりやすい。 このことは、母親に限らず父親についても同様で、感情が先に立ち、ついヒステリックになりやすい。 女性にとっては、28日で四季を繰り返す生理的な必然を幼少期の子供には理解しにくい(子はいつしか、今日の母親は機嫌が悪いから・・かまわないにしよう・・と、学ぶようになるが)。 

親も子も、何らかのストレスは常にあるのだから、それらを解消する道を探らなければならない。 ここで、親の認識としてお忘れなく・・親にストレスがあると同様に、子の側にも学校などでかなりのストレスがあります・・経済的な心配をしなくてよい子供はいつでも気楽でよい・・などと考えないように。 ストレスはお互い様です。 

中学受験時に起こる様々な問題> 中学受験に向いてない子を世間の風潮のあおりから、無理な受験を子に強いてしまうことです。 また、親の見栄もあるのでしょう、それなりのレベルの私立高へ進学させないと恥ずかしい。 子の能力を見据えながら客観性をもって進学塾に通うのであればよいのですが、親ができなかったことを子供に託す(リベンジでの受験)はお勧めできません。 

「中2になった頃、うちの子はやる気がなく、無気力に落ちいってます。 何とかなりませんか?」と来塾される親御さんを多く見てきましたが、原因が無理な受験にあるのだろう・・と思ったことがあります。 中2になるころは、反抗期と重なり、立て直しにはかなり苦戦します。 

他の子と比較する> その子の価値・尊厳というもは他者との比較の中にあるものではなく、その子・固有のものだということを認識しましょう。 兄弟で比較するとか、親戚のだれそれとか、近所のあの子には負けないようにしようとか・・そういう言い方・考え方を止めましょう。 優劣の中に自分の位置を他者に勝手に決められることは、子供に限らず、大人でも嫌なことだと思います。 親子関係を悪くします。 競争心を煽れば頑張れる子もいますが、競争というのは他者との比較の中にしか存在しませんので・・

逃げ道をふさぐ叱り方> 親が子に意見・説教するとき、子を論破し、反省を促す親は多い。 そこで反省し、その後、頑張る子供もいるが、肝心なやる気が失せてしまうケースも多い。 子のとっては”立つ瀬”がなくなり、無気力に陥っているケースを多く見ている。 親子間に限らず、立場の上のものが下ものに意見・説教する場合は、相手側の逃げ道を残しおくことは”暗黙のルール”ではないかと考えている。 ・・このような接し方をしていくと、子が反抗期を迎えるころになると、真っ向から親子対立が始まります。 その結果、親子関係に亀裂が入り、生涯修復不能なことにもなります。

親の理想の型に子をはめこもうとする> そもそも、親子には30歳くらいの年齢差がある。 一世代違うわけですから、価値観にずれが生じることは当然です。 ですから、親の理想は子にとっての理想には必ずしもなり得ないことです。 今の時代は、親にとっても同様でしょうが、”先が見えない時代”になりつつあります。 これは、子供にとっても同様で、ネット上でやり尽くされている感があり、夢を持ちにくいこと。 AIなどの進化が著しく、”人間の参加領域”がますます狭まり、未来が想定しにくいことです。

私(親)が出来たのに、この子はなぜ出来ないんだろう> ・・とか、私が頑張れたのに、なぜ、子のは頑張らないんだろう‥というのも同じすが。 親をやったことがある人なら誰氏も、我が子に尊敬される存在であろうとする。 それで、ついつい無理をして自分が優秀であったことを子に伝えようとする。 

なぜ、「無理をして・・」という言い方になるかというと、小学校時代は勉強ができて学級委員をしていたとか、高校時代はクラスで一番だったとか・・自分(親)が良かった当時のことばかりを繰り返し話すようになる。 いつしか、本当に優秀であったと自分(親)も思い込んでしまう。 でも、ここで考えてみてほしい・・小学時には優秀でもその後普通になってしまった人はいくらでもいるし、高校時代に一番になれたのも、自分より優秀な生徒はより上位の高校に進学したからなので。。。ということ。 兄弟や他の子と比較することはよくないことですが、親子の比較も同様に止めたほうが良いです。

ここからは失敗例ではなく成功例と言いてもよいでしょう

システム化脳の発達を促す> 高1の男子の例ですが、中3の時に体験学習に来た際に、この子は自閉症があるな?と気付きしたが、ご両親には「成績を上げて、なんとか高校へ進級できるようにします」とお約束しました。 最初の面接の際に、この子には共感脳が感じられず、何かの障害があることは分かってましたが、システム化脳を伸ばすことによって、しっかりカバーすることが出来るという(私には)確信がありました。 3か月後には、評価1だった数学を3にし、他の教科も(記憶するにせよ理解するにせよ)システム化することにより、彼の頭にシステム立ててしまっていくことに成功しました。 中3時はクラスで下から2番目の成績でしたが、現在は真ん中くらいまで来てます。 本人には、無事に大学まで内部進学できることを伝えてます。 しっかり者の奥さんと一緒になれば、生涯上手くいくと(内心)思ってます、とにかく、誠実な人格してますから、彼は。 心配なことは、(今後)社会性をいかにして身に付けるか?ですが、これは指導する側の課題でもあり試練でもあります。 トップダウンでこの社会はできている・・と説明すれば、理解しやすいことになりますが、そじゃ、共産主義になってしまいますからね、個々人の平等の下にこの社会が成り立っていると考えると、下から上へ思考を積み重ねていくことになり、どう積み上げてよいのかとても難しいことになります。 この辺は、民主主義の在り方の難しさと被ってきますね。

愛情をもって接することは当然だが・・> 愛と情とを区別して接していくことも大切です。 可愛がるという意味で愛を全面に出して子に接することは良いことだが、情は心の奥に秘め、じっと堪えていた方が良いという場面はたくさんあります。 転んで泣き叫ぶ子を前にして、すぐ手を差し伸べて抱き起こす親も多いのですが、そこはじっと堪えて、子供が自力で起き上がってくるまで心を鬼にして忍耐強く待つ”精神力”も必要になります。 子育てのキモは、いかにして子に「好奇心と忍耐力」を持つようにするか!と他のページで書いてますが、親の側がこの”情に流されない”ことがさらに大切なことかもしれません。 この愛と情との兼ね合いは、おじいちゃんおばあちゃがいるとか、兄弟・姉妹などが絡んでくると、かなりややこしいことになります。

親子で山登り・・素晴らしい!> 親はこうあるべきだ、だから、子はこうあらねばならない・・こういう親子が互いにレッテルを貼りあって、いつしか身動きの取れないような人間関係に陥っているケースを多く見かけます。 ある時、通てくる塾生に尋ねたことがあって「連休はどこに出かけてたの?」と。 そしてら、その子は「お父さんと二人で山登りに行ってきました。 夜になった頃、テントの中で(父さんの子供のころの話を)たくさん聞いたよ」と。 このような親子の在り方は互いにレッテルを貼らない人対人の関係であり、子供にとっては、一生忘れられない思い出となることでしょう。

親子喧嘩は英語にする・・ルール> このアイディアには感心しまた。 一人子の中3の女子なのですが、母親とその子はしょちゅう口喧嘩になるそうで、その際は必ず英語で喋るというルールが決められているとのこと。 母親がネイティブレベルの英語を話せることもあり、(負けん気の強い)この子の英会話レベルは著しく上達するだろうし、その上、日本語より英語の方が言葉自体が理路整然としてますから、喧嘩というより口論として成立しますね。 失敗する教育というタイトルですが、”見事な教育例”になりますね。

30歳までは家に居ていいよ> 塾生は高1の女子ですが、父親から「30歳までは家に居ていいよ」と言われたそうです。 最初は、私は「えっ!」て思ったのですが、当たり前と言えばその通りで、人生100年の時代ですから、30歳までに経済的自立ができればよいと考えるのは、なるほど・・ですね。

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。

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