[子供 悩み相談箱] 厳しくしかられます。虐待ってどこから?

「厳しく叱られて辛い思いをしているのですね。その気持ち、とても苦しいですよね。特に、親に相談できないと感じていると、自分一人で抱え込んでしまうことが多くなって、余計に息苦しく感じるのは当然のことだと思います。あなたが今、心の中にあるモヤモヤや不安を言葉にできたことは、とても大切な一歩です。ありがとう。

まず、叱られることと虐待との違いについて考えてみましょう。叱ることは、子供の成長や安全を守るために時には必要なことですが、もし叱られ方があなたの心や体を傷つけるものだったり、怖さや不安で押しつぶされそうに感じることが続いているなら、それは話を聞いてもらうべき大事なサインかもしれません。親が厳しい言葉を使うときでも、あなたに対する愛情があるはずですが、その愛情が感じられず、常に怖い、辛いと感じているなら、その状況について外部の助けを求めることが必要かもしれません。

親に相談するのが難しいということは、今、あなたが感じている息苦しさがとても大きいことを示していると思います。そんな時は、信頼できる他の大人、たとえば学校の先生やカウンセラー、保健の先生に話してみるのも一つの方法です。また、最近では子ども専用の電話相談やオンラインでの相談窓口もあります。誰かに気持ちを聞いてもらうことは、問題を解決するための大切な第一歩ですし、決して弱いことではありません。むしろ、自分の心を守るための勇気ある行動です。

あなたが一人で苦しむ必要はありません。周りにはきっと、あなたの声を聞いてくれる大人がいるはずです。あなたの感じていることは大切ですし、それを伝えることによって、少しずつ息苦しさから解放される手助けが見つかることを願っています。」

ーーーーー 虐待ってどこから? ーーーーー

「息苦しい思いを抱えながらも、親に相談できない」というのは、子どもにとってとても辛いことですね。その気持ちを理解しようとしてくれる大人がそばにいることは、とても大切です。まず、こう感じているあなたに対して「それでいいんだよ」と伝えたいです。何も悪いことはしていないし、親に話せない自分を責める必要もありません。

親は本来、最も近くにいる大人であり、何でも相談できる存在のはずですが、現実にはそれが難しいこともあります。親に心を開けない理由は、一人ひとり違います。例えば、親が自分の気持ちを理解してくれないと感じたり、親との関係がうまくいっていなかったり、あるいは親に心配をかけたくないと思うからかもしれません。それは自然な感情であり、無理に「親だから話さなければならない」というルールはありません。

もし、誰かに話すことができない状況にあっても、あなたの気持ちや悩みを抱えていることは一人ではありません。心理療法士やカウンセラー、学校の先生などは、話をするだけでなく、あなたが今感じている不安や息苦しさを一緒に整理して、どのようにしたら少しでも楽になれるかを一緒に考える役割を持っています。まずは、「誰かに話す」という一歩を踏み出してみませんか?

話す相手が親でなくてもいいんです。学校の先生、カウンセラー、信頼できる大人に話すことが、最初の大きな一歩になります。そして、もし話すことが難しいと感じたなら、手紙を書いてみるのも良い方法です。言葉にできない思いも、書くことで少しだけ整理されていくことがあります。

大切なことは、「誰かに話してみよう」と思った時に、話せる場所や人がいること。そして、その一歩があなたを少しずつ楽にしていくことです。あなたの気持ちは決して無視されていません。どんな小さなことでも、感じていることは大切なものです。あなた自身が自分の心を大切にすること、それが一番大切なことです。

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ーーーーーーーーー 「叱られることと虐待との違い」法的な見解 ーーーーー

「叱られること」と「虐待」は一見似た状況に見えるかもしれませんが、法的には明確な違いがあります。日本の法律では、親や保護者が子どもを適切に指導し、しつけを行うことは権利として認められていますが、虐待に該当する行為は厳しく規制されています。

まず、「叱る」という行為は、子どもの行動に対する注意や指導を目的としたものであり、子どもの成長や社会的な規範を学ぶために必要な行為です。法律的には、親権者や保護者には「監護教育権」として、子どもを育てる責任があり、その中で叱ることは容認されています。しかし、叱る際にも子どもの人格や尊厳を尊重することが求められ、感情的な暴力や威圧的な態度を取ることは避けなければなりません。

一方、「虐待」とは、子どもの心身に重大な影響を与える行為であり、日本の「児童虐待防止法」では4つの形態が明記されています。

  1. 身体的虐待:殴る、蹴るなどの身体的な暴力行為。
  2. 性的虐待:子どもを性的対象とする行為や性的な行動を強制すること。
  3. ネグレクト(育児放棄):食事を与えない、必要な医療を受けさせないなど、基本的なケアを怠る行為。
  4. 心理的虐待:子どもに対する暴言や過度な脅し、無視など、心理的なダメージを与える行為。

法的に、これらの虐待行為は厳しく規制されており、発覚した場合には、児童相談所や警察が介入し、子どもの安全が最優先されます。また、虐待を受けた子どもの心身の回復を図るための支援が提供されることも法的に定められています。

一方で、叱る行為が虐待に該当するかどうかの線引きは、主に以下の点で判断されます。

  1. 行為の目的:叱る行為が子どものための指導や教育を目的としているか。
  2. 行為の程度:叱る際に過度な暴力や精神的ダメージを与える行為が行われていないか。
  3. 子どもへの影響:行為が子どもの心身に深刻な影響を及ぼしていないか。

特に、しつけの名のもとに過度な体罰や心理的な圧力が加えられる場合、法的にはそれが虐待とみなされる可能性が高くなります。例えば、親が感情的に子どもを叩いたり、人格を否定するような言葉で子どもを罵倒する行為は、法律上、虐待として扱われる可能性があり、そのような場合には適切な措置が取られることになります。

法的見解では、親や保護者が行う「叱る行為」は子どもを健全に育てるために必要なものであるとされる一方、行き過ぎた行為は虐待とされ、法的に制裁が科されることになります。そのため、親や保護者は、子どもに対して愛情を持って接し、感情的にならず、冷静かつ適切なしつけを行うことが求められています。

最後に・・・

愛情があれば、厳しくしかっても虐待には繋がらない。 問題なのは、愛情が薄い場合、ほとんど感じられない場合、エスカレートして虐待に繋がる可能性を併せ持ってます。

同じ親でも、父親と母親ではかなり違うことを知っておきましょうね。 ちょっと難しい話になるのですが、女性(母親)には28日間に四季があると思ってください(難しい話になりますが、生理が28日周期であることに起因してます)。先週はOKだったことが、今週はNGになったりします(そこには、明確な理由はないことが多く、春であればOKだが、冬になればNGということです)。・・ですから、覚えておいてください。・・こういうことが起こったら、今日は虫の居所が悪いな・・程度に受け流してください。母親の不機嫌さには根拠・理由がないこともあるのです。その点、男性である父親が不機嫌になるからないはそれなりの理由がありますからね、覚えておきましょう。

本心を言ったら、良い子のイメージを崩しそう

厳しくしかられます。虐待ってどこから?

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いつも親に監視されているようで嫌だ

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親には言えない自分だけの秘密があっても良いですか?

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親に認められない自分はダメなのか?

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完璧を求める親の価値観

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。 そして今、老年期を迎え、「楽しく生きること」への模索を綴ってます。

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