「親に期待されすぎて息苦しいと感じている君へ。
まず、その気持ちを抱えていることを、自分自身に優しく認めてあげてください。期待に応えようとすること自体が、君が一生懸命で、親を大切に思っている証です。しかし、期待に押しつぶされそうなとき、その重さを感じているのは当然のこと。誰だって、重い荷物を長い時間背負い続ければ、疲れてしまうものです。
親の期待に応えられないと感じて、苦しんでいるのに、相談できないのはとても辛いですよね。親に失望させてしまうんじゃないか、悲しませてしまうんじゃないかと心配して、つい言葉を飲み込んでしまうのかもしれません。それは、君が優しいから、親を大事に思う気持ちが強いからこそだと思います。
でも、ひとつ伝えたいことがあります。期待に応えることだけが、親の愛情に応える方法ではないんです。親は君の幸せを願っていることが多いと思いますが、その幸せの形は、君自身が見つけていいものです。君が苦しいと感じているなら、その気持ちに耳を傾けて、自分にとって無理をしない範囲で、何ができるのかを考えてみてください。
また、親に言葉にして伝えるのは難しいことですが、話すことで少し軽くなることもあります。「お父さん、お母さんの期待に応えたいけど、ちょっとプレッシャーを感じてる」とか、「少し休みたい、考える時間がほしい」というように、自分の気持ちを少しずつ伝えることができるかもしれません。親も、その気持ちを知れば、きっと君の気持ちに寄り添ってくれるはずです。
もし、親に話すのがどうしても難しいと思うなら、先生やカウンセラーに相談するのも一つの方法です。話すことは、決して弱さではなく、自分の心を大事にするための大切な一歩です。君には、無理をしすぎないで、自分らしく生きる権利があることを忘れないでください。応援しています。」
追記・・・
最近とみに一人っ子が多いですよね、君もそうかな・・、親というものは、やがて年老いて君に頼らざるおえない時がいつかやって来ることを暗に感じてるんですよ、であるとするなら、その頼る君がしっかりしてないと困ることになる。・・このようなことは親の“エゴ”から起こるともいえるけど、最終的に頼りになるのは君しかいないし、そもそも、親子関係というもはそんなものなんじゃないか?と私は思ってるよ。だから、君に期待するというより、君に頼りがいのある大人になって欲しいと思ってるのですよ、親は。