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*遺伝子と環境のどちらが優位か?
*スポーツであれば、遺伝子の優位さは同意できる
*遺伝率とは? 語彙の豊かさは家庭環境
*能力の遺伝を数値で表せば?
*可能性にかけることと現実を見据えること
*環境が及ぼす影響
*個々の能力の違いを共有し、適切な環境(教育)を用意する
*適性こそ最大のテーマになるべき
*遺伝子と環境のどちらが優位か? ”成功体験” 構築できる人の環境的・遺伝的考察
スポーツの場合は、遺伝子と環境のどちらが優位か?という話にはならない。 あるレベル以上の優れた遺伝子を有し、それを基にどのようなトレーニングをしていくか?で決まる。 少なくとも、競技会レベルに出場するには、それ相応の優れた遺伝子を持ちえないと、いかなるトレーニングをしようが無駄なことにしかならない。 80%の遺伝子と10%の環境、10%の努力にかかっている。
*スポーツであれば、遺伝子の優位さは同意できる
スポーツであれば、”この現実”は多くが同意できるが、こと学力(学習能力)の話になると、途端に議論が混乱の方向へ向かう。 一つには、多くの教育者が遺伝子の優位性を認めれば、教育の意義なるものが薄れ、自分たちの地位すら危うくなと思いがちである。 学習塾経営者は生徒数が激減し、経営が成り立たなくなる。 ”環境を変えれば何とかなる”とか、”頑張りようで何とでもなる”とか、そんな夢(嘘)ばかり言うから、教育現場が混乱することになる。 ”嘘”とは言いすぎだが、学力もスポーツ同様、環境は10%、努力も10%くらいしか、学力の結果には結び付かないという現実を親と教育者は自覚(共有)する必要がある。 もう一つは、遺伝子で決まってしまうという現実を突きつけられれば、”モチベーション”が下がってしまうと考えがちである。 ”成功体験”が生む”幸せ感”
*遺伝率とは? 語彙の豊かさは家庭環境
最近になって、様々なデータから遺伝率なるものが数値化されるようになって、私たちが普段から「そうだろうなぁ・・」と思っていたことが裏付けられるになってきました。
主な遺伝率・・
身長・体重:70% 論理力とか空間認知力:70% 言語性認知力:14% 性格的遺伝:50% 音楽・数学・スポーツ:90% 美術:50% アルコール・喫煙:50%
身長体重、論知力、空間日能力に関しては、予想通りで、そんな中で言語性認知力だけは家庭環境が大きいことは経験的に分かります。 音楽、数学、スポーツは90%となっており、ほとんど遺伝であることが分かりますね。 アルコールは体質に、喫煙は依存に関係してそうですから、50%という数字は納得できます。 美術の50%という数字は、芸術分野の音楽とか数学はIQと深くかかわっていることは分かりますが、同じ芸術分野では美術がIQとはそれ程関係してないことも、経験値から納得です。
*能力の遺伝を数値で表せば?
1(劣る) 10%
2(やや劣る) 20%
3(普通) 40%
4(やや優れている) 20%
5(優れている) 10%
このように、(劣る)から(優れている)までを5段階に分けて考えます。
1(劣る) 10% の意味は、100人の子供がいれば10人は劣っている。
3(普通) 40% の意味は、100人の子供がいれば40人は普通の能力である。
例えば、1(劣る)親から生まれる子供は、1~3になる確率が高く、1(劣る)か2(やや劣る)か3(普通)の遺伝子をもって生まれてくる確率が高い。
同様に、2(やや劣る)から生まれてくる子供は、1(劣る)か(2やや劣る)か(3普通)か4(やや優れている)のいぜれかの能力を持ち合わせて生まれてくる確率が高い。
3(普通)の親から生まれてくる子供は、1~5まで、全ての可能性をもって生まれてくる。
4(やや優れている)から生まれてくる子供は、2か3か4か5でで生まれてくる確率が高い。
5(優れている)から生まれてくる子供は、3か4か5で生まれてくる可能性が高い。
総じていえば、”ブレ幅”は、その数値から±2の範囲で収まる可能性が大であること。
ここで記されていることは、父親もしくは母親のどちらか一人から生まれてくる能力の可能性を推測しているだけで、両親の”かけ合わせ”については語っていない。
両親の”かけ合わせ”から推測できることは、3と3の両親から生まれてくる子供の能力は、確率的には1~5の能力を有する可能性があるが、他の組み合わせと比べて、相対的に3になる可能性はより高くなると思われる。 例えば、1と5の両親から生まれる子供の能力の可能性は、確率的には3と3のかけ合わせて生まれてくる子供の能力の可能性と同様であると考えがちだが、”ばらつきの幅”はより広いことが想像できる。 いぜれにしても、平均値として捉えれば、3になることには変わりなない。(・・これらを書いている私の下には数値的データは存在しないので、経験値を基に直感で割り出した数値に過ぎないことをお断りしてきます)
以上のことは、50年もの間、両親と面接し、子供たちを見てきた者の”直観”とも一致するところが多く、納得できる”推測”となっている。
(具体例)両親が国立の医学部卒である・・5と5のかけ合わせて生まれてきた生徒3人を私が経営する塾で小学高学年から大学受験まで教えたことがある。 っで、3人の子供たちの成績はどうであったか?といえば、長女は(優れている)、長男は(やや優れている)、次女は(普通)であった。 (超優れている)か(優れている)に収まりそうに思われるでしょうが、結果は5,4,3とばらけている。 (優れている)が10%であるに対し、(やや優れている)は20%、(普通)は40%とその割合が高いので、このようなばらけた結果となった可能性が考えられる。
*可能性にかけることと現実を見据えること
2035年までに、発売されるすべての車をEVにすれば、環境問題の解決に繋がる‥などと言う話は耳触りは良いが、環境ビジネスに係る者を潤すだけで、むしろ、環境は悪化するだろうことが最近になって言われ始めている。
科学を少しでも学んだものなら分かることだが、エネルギーは一回返還されるごとに40%程度失われる(無駄が出る)。 ガソリンエンジン車であれば、エンジン内で燃やして出てくるエネルギーを駆動エネルギーに(一回だけ)変換するので、無駄は40%程度であれり、60%はエネルギーとして生かせる。 ところが、EVの場合は、発電所で電気エネルギーに変換し、それを送電線で”エネスタ”に保存し、そこから、車のバッテリーへ蓄電され、その電気エネルギーを使ってモーターが回る仕組みになっている。 現在は、様々な工夫によって変換効率が上がっているとはいえ、ガソリンエンジン車よりはるかにエネルギー効率が下がり、無駄が出ることによって、環境問題はより悪化する。 可能性にかけることと現実を見据えることは別問題であるにもかかわらず、対立軸となっていることがおかしい。
*環境が及ぼす影響 ”9歳の壁” ダメな親の下では子もダメになる
アメリカでの「一卵性双生児」のその後を追跡した調査結果が公開されているが・・一卵性双生児が別々の里親に引き取られたケースを追跡調査した結果、経済的にも恵まれより良い環境で育った子は大学卒業までは優秀で、一方、経済的にも恵まれず良い環境とは言えない過程で育った子は学業では優秀な結果は得られなかったが、成人後、35歳になった頃の年収は両者ともほとんど変わらなかった‥と言うデータがあります。 ちなみに、一卵性双生児とは、まったく同じ遺伝子を持った子供で、学習能力も同じと考えてよい。
「言語性知能」は、ほとんど環境に決まるそうです。 それはそうだ!と納得できますね・・家庭内で親の会話を聞きながら言葉・語彙などを子供は覚えていくわけですから。
*個々の能力の違いを共有し、適切な環境(教育)を用意する
個々の能力の差異を親や先生などで共有し、それらに適切な環境・教育を施していくことが、”教育の最適化”と言える時代になってきたと思われる。 ”成功体験” 小学低学年に身に付けるには?
*適性こそ最大のテーマになるべき
個性とか多様性と言えば、耳触りは良いが、これらもまた、環境問題同様、まやかしが多い。 個性と”癖”とはどう見分けるのですか? 多様性と”何でもあり”とはどこが違うのでしょうか? ・・・このような判別があやふやになってしまうことが、教育現場だけでなく、社会全体にも混乱を招くわけです。 個性と”癖”との判断基準を自分の都合の良いように変えてしまうこと、そして、多様性と”何でもあり”に関しても同様です。
「適性」と言ってしまえば、全てがクリアになります。 個性を尊重するとか、多様性を認め合うとか・・のようなあやふやな概念は止めにして、「何に適性があるか?」ということに着眼することによって、教育現場の混乱は少なくなっていくと思ってます。
「道を誤る」という言い方がありますが、適性のないところ(職業)に進んで、自分の能力を生かせなかった‥と言うことですね。 いかに優れた能力があろうが、適性を見誤らないようにしないと、その能力は生かしきれないということです。 ですから、学習能力が高いかどうか?ということよりも適性があるかどうか?の方に優位性を持たせたいです。 教育現場では、適性こそが最大のテーマになるべきであると考えます。
<参考> 「道を誤る」とは、倫理的に良くない行動をとるとか、犯罪の道に進むなどの意味もあります。 「耳触りが良い」という使い方はありますが、「耳障り良い」とは使いません。 「みみざわり」と書き込むとと「耳障り」と変換するので注意が必要です。
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「9歳の壁」という言葉は、子供が9歳前後に直面する学習や成長の課題を指す場合があります。その中でも、「適性」という言葉が最大のテーマとなる理由について考えてみましょう。
- 個々の適性の発見:
- 子供が9歳前後になると、それまでの学習経験や興味関心、能力などがより明確になってきます。親や教育者は、子供が得意とする分野や興味を理解し、その適性を見つけ出すことが重要です。これにより、子供が自信を持って学び、成長することができます。
- 学びのアプローチの適性化:
- 子供の適性に応じた学習アプローチを提供することで、彼らの学びや成長を促進することができます。例えば、視覚的な学習スタイルを好む子供には視覚的な教材を活用したり、体験的な学びを好む子供には実地での学びを重視するなど、個々の適性に合わせたアプローチが有効です。
- 自己肯定感の構築:
- 子供が自分の適性や能力を認識し、それを活かせる環境で成長することは、自己肯定感の構築にもつながります。適性に基づいた学びや活動を通じて、子供が自分自身を肯定し、成長することができるようサポートすることが重要です。”成功体験”を持てやすい家族・親子関係
- 将来の可能性の開拓: ”成功体験”の構築 20歳からでも遅くない
- 子供が自身の適性を見つけ、それに基づいて学びや活動を深めることで、将来の可能性が広がります。早期に適性を発見し、それを育むことで、子供が自分の興味や能力に合った分野で将来的に成功する可能性が高まります。
親や教育者が子供の「9歳の壁」に対応する際には、適性を重視したアプローチが重要です。子供の個性や興味に寄り添い、適性に基づいた学びや成長の機会を提供することで、彼らが自己実現し、持続的な成長を遂げることができるでしょう。 ”成功体験” 教師の生徒指導 親の子への対応
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”9歳の壁”適性こそ、最大のテーマになるべき