”9歳の壁” Cグループに属する子供たち

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*Cグループに属する子供たち

*Cグループに属する子供たちの優位性

*何が出来て、何が無理なのか?

*Cグループに属する子供たち

Cグループに属する子供は全体の40%くらいはいるでしょうか。 偏差値で言えば45~55くらいで、IQで言えば95~105くらいに位置する子供たちです。 恵まれていることに、義務教育のカリキュラムはこの子供たちに合わせて進められてます。 

Aグループに属する子は義務教育に付いて行くことは難しく、Bグループに属する子は、中学卒業まで、親が勉強を手伝うか、補習塾に通うなりして、学校のカリキュラムに付いて行くことが精いっぱいの状況になります。

*Cグループに属する子供たちの優位性

なぜ、優位なのか? 学校の進めるカリキュラムはこの生徒たちのためにあるのであって、退屈することなく、授業を受けられることです。 ‥そんな中で、これから先のページで話すことになる Dグループ、Eグループに属する子供たちは”足踏み”せざるおえません。 

多数がこの位置にあり、友達ができやすいこと、したがって、孤独感に苛まれるような事態は起こりにくいことです。 

ちなみに、IQが20以上違うと両者の間ではコミュニケーションが成り立たない・・というデータがあることはご存じでしょうか。 話題を共有しようとしても、IQの高い方の子にとっては”退屈な話”となり、低い方の子にとっては”理解できない話”になってしまいますから、コミュは成り立たないことになります。

*何が出来て、何が無理なのか?

Cグループに属する子供たちにとって、何が出来て、何が無理なのか? 算数を話題にすれば・・・

割合の問題、比の概念、空間認識力において、簡単なことは理解できても、少し難しくなると無理が出てきます。 いくつか例を挙げていきますので、これらを参考にして判断してください。

(例1)100gで300円のお肉があります。 500gではいくらになるでしょう?

これなら、300×5=1500(円)と答えられる子は多いと思います。 量が100gから500gへと5倍になっているから、値段も5倍になるだろうと考えることができます。 

また、50gではいくらになるでしょう?と聞かれれば、100gから50gに半分になるから、その値段は2で割ればよいと思えるわけです。

ところが、250gではいくらになるでしょう?と聞かれると、だんだん怪しくなってきます。 なぜなら、5倍とか半分とかは把握できるが、少数や分数の範囲になると、途端に鉛筆が動かなくなってしまいます(少数や分数は抽象概念だからです)。

この場面を突破するには、二通りのやり方があります。 一つは、「100gで300円のお肉があります。 500gではいくらになるでしょう?」という問いに対して、500÷100=5(倍) するのだから、この問題でも250÷100=2.5(倍)となるから、300×2.5=750(円) と回答する子供と・・

二つ目は100gに対して250gは2.5(倍)になるのだから、いきなり、300×2.5=750(円)と感を働かせて答えてしまうケースです。

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*進学塾よりも補習塾がお勧め

*進学塾の”煽り戦略”にハメられないようにしましょう

*記憶することが苦手な子供

*記憶力は良いがシステム化能に弱点がある

*Cグループには伸びしろがある子も含まれている



*進学塾よりも補習塾がお勧め

上のような二通りのどちらもできないようなら、Cグループに属すると判断した方がよく、進学塾に通って、有名私立中高一貫校を目指すのは無理があります。 上の問題が出来ないと、厳しい入塾テストを実施してる進学塾へは入塾できませんし、入塾できたとしても下位のクラスに分け振られ、”お客さん”になってしまいます。 成績順位や偏差値などがコンプレックスとなり、自己肯定感を持てず、その後も、中学の2生になった頃、反抗期も重なり無力感に苛まれ、生涯、(自分はダメ人間だ・・という)トラウマを背負ってしまうことになります。

中学入試に備えるのなら、進学塾ではなく補習塾から受験を考えるとよいでしょう。 進学実績のある進学塾でも、日能研なら(Cグループに属する子供たちの)面倒見は良いが、サピックスでは落ちこぼれ、悲惨なことになりそうです。 日能研や早稲アカなら付いていける子は多いが、サピックスやグノーブルではテキストや進度が最上位に合わせてあり、補習塾でフォローを受けるなり、家庭教師がいないことには無理のあるケースも多いと言われます。 <中学受験・向き不向き

*進学塾の”煽り戦略”にハメられないようにしましょう

様々な悲惨なケースがあります・・・4年生で入塾した時点から、授業がよく分からず、親に聞いても親も分からず、補習塾に通ったり家庭教師頼みにしながら、通塾を続けていくケースです。 塾側に相談すれば「頑張って何とかしましょう! 皆、同じような状況です」と。 子供にとっても、通い始めれば友達もでき、止めにくくなります。 勉強がこの時点で”苦行”となっているにもかかわらず、続けていくのは、子供が可哀そうですし、親の経済的観点から考えてく無駄としか言いようがありません。 このよう状況になったら、即座に退塾させて補習塾に転塾するようにしてください。  

*記憶することが苦手な子供

このCグループに属する主因が、算数におけるシステム化脳は発達しているが「記憶力が低い」ことが原因してることがある。 このような場合は、とにかく、復習を繰り返し、定着させる学習を心がけること。 たくさんの問題をこなすより、過去のやった問題を何度も繰り返すこと・・具体的には、その週に学んだことは土曜日曜にしっかり時間をかけて再度やり直してみる・・ここが肝になります。 こういう習慣を確立すれば、中高一貫校の受験でも上位を狙えます。

*記憶力は良いがシステム化能に弱点がある

記憶力は良いがシステム化脳に弱点があり、算数に苦手意識を持つ子が多い。 一般的に言えば、国語は得意だが算数は苦手なタイプです。 算数が苦手なために中学受験では上位校に入れなかったが、大学受験では入試科目が英国社の3科目入試となり、早慶などの難関校へ進学できたケースはたくさんあります。 典型的な文系でもあり、共感脳ばかりが発達してるが、論理的思考に難があるケースです。 

算数の苦手克服には、一つの例題を理解するために徹底して時間を使い、その解き方までを暗記してしまうとよいでしょう。 実際に出題される問題は、自分が暗記した問題の”数字違い”の問題なのですから。 ただし、中学受験の問題は限りなく”抽象化”されている問題が出され、”歯が立たない”ケースもありますが、高校入試、大学入試での数学では「例題を丸暗記し、数を入れ替えればよい・・」という勉強方法でも十分に突破できますから、悲観的になることはありません。

*Cグループには伸びしろがある子も含まれており・・

このCグループには、学習習慣が身に付かない子であったり、早生まれで幼児性が抜けきらないまま小学高学年に上がっていたり、伸びしろの大きい子も多く含まれており、とりあえず、補習塾に通い、高校受験に備えて中学受験はパスするか、難易度の高い問題はできなくとも通用する(作文だけで選抜される)公立中高一貫校などを視野に入れて、お試し受験としてモチベーションを保つこともできます。 なぜ、お試し受験なのか? 公立中高一貫校、倍率が5~7倍くらいは普通にあるからです。

実際に、親御さんが悩まれてることは、子供どうし親どうしで、中学受験をするのか?しないのか? 習い事に軸足を取り、中学入試は通過点に過ぎないと考えるのか? だからと言って、何の対策もせずにそのまま公立中学に上がるという選択をするのか・・いずれの場合も、中途半端にするとモチベーションを保つことが難しくなります。 このような大事な時期を目標を持たずして過ごすことはお勧めできません。<中学受験・向き不向き

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「9歳の壁」に関連する普通レベルの子供たちについて、一般的には以下のような特徴や支援が考えられます。

  1. 一般的な学習進行:
  • 普通レベルの子供たちは、一般的な学校のカリキュラムや学習目標に基づいて、通常のペースで学びを進めます。認知的な発達や学習の理解力において、特に顕著な遅れや進歩がない場合が多いです。
  1. 一般的な学習ニーズ:
  • 学習支援が必要なくとも、時折、特定の科目や概念について追加の説明や補習が必要なことがあります。この場合、教師や保護者が支援し、子供が学びの壁を乗り越えられるようにします。
  1. 成長と発達の課題:
  • 9歳前後の子供たちは、言語能力や社会的なスキル、自己認識の発展など、さまざまな成長の課題に直面しています。普通レベルの子供たちも、これらの課題に対処するために適切な支援と指導を必要とします。
  1. 学びの興味と関心:
  • 普通レベルの子供たちは、個々の興味や関心に応じて学習の内容や方法を選ぶことができます。教育者や保護者は、子供たちの興味を引き、学習意欲を高めるための様々なアプローチを検討します。
  1. ポジティブな学習環境の提供:
  • 学習支援が必要なくとも、普通レベルの子供たちにはポジティブで支援的な学習環境が重要です。挑戦と成長を促進し、自己肯定感を高めることで、彼らが自信を持って学び続けられるようにします。

普通レベルの子供たちにとって、適切な支援と指導が提供されることで、彼らの学びの機会や成長が最大限に引き出されます。教育者や保護者は、子供たちが自己を発見し、ポテンシャルを最大限に活用できるようサポートする役割を果たします。

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”9歳の壁” 共感脳とシステム化脳

”9歳の壁” 認知能力と非認知能力

”9歳の壁” 落ちこぼれる子供たち

”9歳の壁” ダメな親の下では子もダメになる

”9歳の壁” 物事には理由と根拠がある

”9歳の壁”適性こそ、最大のテーマになるべき

9歳の壁” 地頭レベルを5グループに分けると・・

”9歳の壁” Bグループに属する子供たち 

”9歳の壁” Cグループに属する子供たち

”9歳の壁” Dグループに属する子供たち

”9歳の壁” Eグループに属する子供たち

”9歳の壁” 気付いた時の大人たちの対応

”9歳の壁”

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個人経営で個別指導塾 塾長を50年続けてきました。 駅前で大手がひしめく中、運営してくことの難しさと個人経営であるが故の多様な在り方を実践してこれたことへの自負とがあります。 学習塾とはどうあるべきか、親は子へどのような接し方が”理想・現実”であるのか、ここにはすべて塾長の本音を記していきます。

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