
うつくしい美術解剖図は、美術解剖学を学びたい画家、イラストレーター、彫刻家、写真家に高く評価されている一冊です。著者の小田隆氏は、美術解剖学を専門とし、古典絵画や彫刻を解剖学的な視点から分析・解説しています。
この本の特徴
- 名作を解剖学で読み解く
- ミケランジェロ《ダヴィデ像》
- カラヴァッジョ《愛の勝利》
- マンテーニャ《死せるキリスト》
- レオナルド・ダ・ヴィンチ《荒野の聖ヒエロニムス》
- アングル《グランド・オダリスク》
- 基本的な人体解剖も充実
- 男女の骨格・筋肉
- 頭骨の構造
- 男女差
- 子どもと大人の違い
- 老人の身体的特徴
- 腕や脚の動き
- 重心とコントラポスト
- 空想生物まで解説
ケンタウロス、人魚、ケルベロスなどを「もし実在するとしたら」という視点で骨格・筋肉を描いており、ファンタジー作品を描く人にも参考になります。
人体の美しさを単なる鑑賞対象としてではなく、
- 骨格
- 筋肉
- 光と陰影
- 重心
- ポーズ
という「構造」から理解できるため、人物写真・クロッキー・デッサン・油彩・デジタルイラストまで幅広く活用できます。

総合評価
★★★★★(5/5)
美術解剖学の入門書というより、「美術作品を解剖学で読む本」という独自性が魅力です。人体の構造を理解しながら、美しいポーズや生命感のある表現を学びたいクリエイターにとって、長く手元に置いて参考にできる価値の高い一冊といえるでしょう。

うつくしい美術解剖図
1,430円