肌を撮っているのではない。生き方が刻まれた身体を撮っている。

人物写真、とりわけヌード作品に向き合うたび、私が見つめているのは肌そのものではない。そこに刻まれた歳月や、喜びや悲しみを乗り越えてきた時間である。身体には、その人だけの人生が静かに宿っている。若さだけでは語れない深みがあり、傷跡さえも生きてきた証となる。だから私は、身体を美しく飾ろうとは思わない。その人の生き方が自然に滲み出る瞬間こそが、写真に残すべき本当の美しさだと信じている。

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私は東京生まれ、東京育ち、写真家。

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