写真は光で描く芸術ではない。信頼で描く芸術だと思っている。

写真は「光の芸術」といわれる。確かに、光の向きや強さは一枚の作品を大きく左右する。しかし、人物写真でもっとも大切なのは光ではなく、人と人との信頼ではないだろうか。安心して心を委ねられたとき、人は飾ることをやめ、本来の表情を見せてくれる。その瞬間に宿る美しさは、どんな照明技術にも生み出せない。私が描きたいのは光の造形ではなく、信頼の中から生まれる、人間そのものの美しさである。

モデルは、「踊る絵師」として世界的に知られる神田さおりさんです。 背景・デコレーションが美しいのは彼女のセッティングによるところで、私はただシャッターを切っただけです。

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私は東京生まれ、東京育ち、写真家。

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