
- 吉原の頂点で交わす、あまりにも淫らで切ない純愛──遊郭BLの傑作『初恋遊女』
- 嘘と欲にまみれた廓(くるわ)で、君だけを乞う──気高き男魁と一途な大工の身分差ロマンス『初恋遊女』
当ブログの読者の皆様なら、吉原遊郭という「偽りの愛」を売る街の儚くも美しい世界観に、激しく惹かれるものがあるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、そんな廓の最高峰に君臨する男魁と、彼をひたむきに想い続ける男の、あまりにも深く切ない恋を描いた『初恋遊女』(ゆき林檎 著)です。
舞台は、華やかさと絶望が背中合わせの吉原。
幼い頃に生き別れ、いまや吉原で最も美しく気高い「男魁(おいらん)」となった幼馴染の夜鷹(よたか)と、彼を職人として見守ることしかできない大工の伊織。二人の再会から物語は動き出します。
【本作のここが堪らない!】
- 「客」と「遊女」の境界線: 他の男に抱かれる夜鷹をただ見つめるしかできない伊織の葛藤と、彼にだけ見せる夜鷹の脆い素顔。
- 絢爛豪華な官能美: 華やかな着物をはだけ、秘めた情念をぶつけ合う濡れ場は、息をのむほど艶やかでエロティック。
- 一途すぎる身分差愛: 「この地獄から救い出す」という決意と、それを許さない遊郭の掟が織りなすドラマ。
本作の最大の魅力は、ゆき林檎先生の圧倒的に美麗な筆致で描かれる「花魁としてのエロティシズム」と「初恋という名の狂気的な純愛」の融合です。
肌の温もり、濡れた瞳、吉原の夜に溶けていく吐息──そのひとつひとつが美しく、切なく、胸を締め付けられます。ただエロいだけではない、魂が震えるような大人の遊郭ロマンスに、今夜はどっぷりと浸ってみませんか?
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